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ISPのベッコアメがジンギスカン店と道物産店を展開

最近、首都圏でジンギスカンがブームといわれており、専門店のオープンが相次いでいます。そのなかでジンギスカンをはじめとする北海道料理とアンテナショップ(物産店)をチェーン展開しているベンチャー企業があります。今回はその会社について紹介をしたいと思います。
現在、地元の特産品をもっと他地域の人に知ってもらおうと各地で物産店(アンテナショップ)設置が増えています。北海道の場合、東京の有楽町に「北海道どさんこプラザ」が設置されていますが、有力な産品がありながら、これまで首都圏での情報発信が積極的に行われていないといわれてきました。北海道は物産の宝庫でありながら、この分野では後手を歩んでいましたが昨年あたりから動きがあり、7月にベッコアメ・インターネット運営の「まるごと北海道」、10月に北海道電力の子会社である北海道フードフロンティア運営の「北海道フーディスト」がオープンをしました。
これまでアンテナショップの設置にもっとも熱心なのは沖縄県といわれていました。沖縄物産公社(株)が運営する「わしたショップ」は銀座のほかフランチャイズなどで全国に展開をしており、北海道でも「わした」が札幌の地下街や川添に設置されております。
「まるごと北海道」と「北海道フーディスト」の誕生は、これまで官主導で、動きが鈍かったこのカテゴリーに民間がはじめて参入し、大いに注目をあつめています。特に「まるごと北海道」はISP(インターネット・サービス・プロバイダ)業界では老舗であるベッコアメが運営をしていますが、物産+飲食店にネット販売の機能を持たせた複合的なアンテナショップです。ベッコアメはインターネットが登場をした初期の時代、一世を風靡した会社ですが、時代の変化とともに異業種に参入をしてきました。
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店舗は北海道銀行と経営統合した北陸銀行の浅草支店(東京都台東区)の1階を改装し、専門店「まるごと北海道物産本舗」として入居しています。買い上げ客は一日千人前後、ソフトクリームが一日150個売れるという盛況ぶり。
「北海道ですべて埋め尽くす」が店のコンセプト。カニ、乳製品、菓子がざっと千種類。商品の供給は北陸銀のほか、東京・有楽町でアンテナショップを開く道の東京事務所が支援した。北陸銀は経営合理化の一環で浅草支店の機能を2階に集約。200平方メートル近い1階を貸して、家賃収入を得ることになった。名乗りを上げたのは北陸銀の取引先で、近くの駒形に本社があるプロバイダー業「ベッコアメ・インターネット」。道銀との経営統合を契機に「ブランドとして確立されている北海道の物産店を開きたい」となった。道東京事務所によると、首都圏の百貨店では年間計60回の北海道物産展が開かれていますが、民間が常設の専門店を開くのが初めてのケースです。
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同店は浅草で3店舗、池袋、新宿にも店舗を構え、飲食店の経営も行っており、最近、東京で流行の気配があるジンギスカン店の経営も手がけており、北海道のイメージを首都圏の消費者に伝える、貴重な役割を担っているともいえます。
「物産」+「飲食店」に専門分野であるネット販売「まるごと北海道」の展開によりコスト軽減もできのだとか。このところ異業種からの北海道物産店への参入が増えていますが、「まるごと北海道」では今後も出店が続きそうな勢いなので初の民間によるアンテナショップに注目をしたいところです。

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