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釧路中心街を歩いてかんじたこと

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上 北大通りの閉店を告知する看板 中 丸井今井閉店を告げる 下 丸井跡と繁華街周辺
9日から釧路を訪れた。今年1月以来であり、丸井今井閉店後は初めてである。1月は厳寒期であまり歩けなかったので今回、釧路駅から北大通り、幣舞橋へ向かう中心街周辺をじっくり歩いてみた。
まず、目にしたのは北大通りにシャッター店舗が増えたことで6店で閉店の挨拶の看板を目にした。小規模なデパートも閉店していた。
旧丸井今井釧路店には無機質な張り紙が1枚貼られているだけで、既に過去のものとなっていた。周辺に大規模小売店がなくなった為、通行人の数は少ない(もともと少ないが)。
フィッシャーマンズワーフ・MOOへ行ってみた。1階はあまり変っていないが、2階にはジョブカフェ(職安)が入いっていた。その他、飲食店以外のスペースは空いており、観光客、地元のターゲットもわからない場当たり的な施設になってきた。末期症状である。
夜、ある居酒屋で隣席の客から、MOOが出来た時、西武(セゾン)が釧路へ本格的に進出し、大規模開発すると聞かされたが、グループ再編により、MOOからすぐに撤退、その後、中心街とともにジリ貧になった話をしてくれた。噂は聞いていたが、バブル期とはいえデベロッパー、マチ側共によみが甘いのではないか。MOOも3セクでやっている限り、このままで、いつかは夕張化するであろう。
また、丸井今井が無くなって困っている人たちがいることも知った。特に駅南側に住む人たちは、歩いて買い物に行けるところがなくなったいう。同じ居酒屋で東京から転勤で来た主婦と地元に住む初老の女性(ともに南大通り方面在住) と話をしたが、車を持っていない人やお年寄りは不自由で困っている。
丸井地下にあった評判の美味しいパン屋さんも遠くにいってしまったらしい。百貨店撤退により、概ね予想通りの弊害が起きていた。
釧路の隣り、帯広では中心街に客足を戻そうと「帯広まちなか歩行者天国」が6月から毎週末に実行され、先日終了をした。タイトル通りのイベントであるが、普段、中心街に来ない人たちも目を向けてくれるようになり、賑わいが戻ったという。
売上げには直でつながらなかったようだが、帯広は元気のある店が残っており、藤丸という百貨店も健在である。
釧路と帯広を同列で扱うにはやや無理があるが、釧路で客足を戻すための何らかのイベントをできないことはないはずである。諦めが先行している。
そのためには「核」となりうるものが必要である。丸井の後にできるものが何になるのか、MOOの活用方法を含め、地域の人が中心街に戻ってこれるプログラムづくりをすべきである。
言うのが容易いが実行は難しい。外部の人間が叫んでも虚しさが残る。
15年来、釧路へ足を運んでいるが、駅周辺の衰退は極まってきたとかんじた。

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