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☆ホテル ミシュラン 道東・釧路編

ホテル ミシュラン 道東・釧路編
紹介するホテルの基準は、日本ホテル協会に加盟か大手旅行代理店のシティホテル商品扱いを受けている施設などを対象に行います。また評価は客室・飲食・ホスピタリティ・ビジネス(ビジネスでの使い勝手度)の4部門としました。
道東の玄関口である釧路ですが、出張族などのビジネス利用者の滞在が中心で、観光客は阿寒や摩周、知床方面に宿を取る傾向があり、以前は規模の大きいホテルが少ない地域でした。
ところが1989年、フィッシャーマンズワーフMOOがオープンし、1993年にはラムサール条約国際会議が開催されたことでホテル需要も高まり、全国チェーンのシティホテルが建設されるようになりました。
もともとは地元資本のホテルが強い地域でしたが、現在は全国チェーンや宿泊特化型ホテルに押されているようです。
釧路ロイヤルインは釧路の駅前にあります。もとも建物は釧路ではお馴染みであった釧路東映ホテルでしたが、東映が2002年に撤退し、ビルオーナーがロイネットホテルを経営するダイワロイヤルの指導を得て新規開業をしたホテルです。(元の東映ホテルは南大通りにあり釧路を代表するホテルでしたが、昭和62年に駅前へ移りました)ロイヤルインは楽天トラベルなどのアンケートで大変高い評価を得ています。東映時代にあった飲食や宴会などはカットし、宿泊に特化をしています。
客室のつくりは東映時代とそれほど変っていませんが、もともとゆとりがあるサイズです。現在は全室にLAN設備を設け、加湿機を置くなどきめの細かいサービスをしています。
評判なのが無料の朝食で、焼きたてパンなでメニューが豊富で、朝食無料が全盛の昨今ですがロイヤルインの食事は秀でていると思います。
東映時代の家庭的な雰囲気はなくなりましたが高レベルのホテルです。宿泊特化型ホテルですが、あえて紹介をさせていただきました。
★ここがオススメ
宿泊特化型ホテルとしては最高レベルです
★ここがイマイチ
飲食設備がないのでちょっと不便です。釧路の駅前周辺は寂れています。
客室☆☆☆☆
飲食☆☆☆☆★(朝食のみ)
ホスピタリティ☆☆☆★
ビジネス☆☆☆☆★
釧路東急インは駅前に立地、ロイヤルインとはちょうど釧路駅を挟んで反対側に位置します。バスターミナルの前にあるので空港へ行くにも便利なホテルです。開業は1976年なのでかなり経年していますが、よくメンテナンスはされていると思います。昨年、全面改装をしたそうです。
ここのオススメは食事です。全国の東急インでお馴染みの「シャングリラ」ですが、ここの洋食はかなりイケて、料金も手頃です。著者は他のホテルに泊まっていても何度かわざわざここまで夕食を取りにきます。いつも空いているのは寂しいですが、釧路に限らず道内の東急インの食事は美味しいと思います。
★ここがオススメ
全国の東急インの中でもここは落ち着けます。航空会社のカウンターやリムジンもここから出るので安心です。なんといっても駅前です
★ここがイマイチ
部屋が狭くて風呂も小さい。身体が大きい人にはキビシいかも・・・
客室☆☆☆
飲食☆☆☆☆
ホスピタリティ☆☆☆☆
ビジネス☆☆☆☆
釧路パシフィックホテルは旧釧路川、幣舞橋に隣接する繁華街にあります。市内では老舗のホテルで、以前は皇室なども泊まられた釧路を代表するホテルです。新館と本館に分かれていますが、内部はかなり古く、ちょっと暗いかんじです。1993年頃からの全国チェーンのホテルの進出から元気がなくなった印象があります。
客室は70~80年代につくられたオーソドックスなシティホテルのそれで現在では物足りなさをかんじてしまいます。宿泊料金はかなり低めの設定。MOOに近く、ホテルの裏手が繁華街なので観光やビジネス共に便利です。
★ここがオススメ
市内では一等地にあります。ホテルの前から太平洋に沈む夕陽が見られます。
★ここがイマイチ
客室の造り、備品等古さをかんじます。朝食のバイキングもメニューが少ないかも・・・
客室☆☆☆
飲食☆☆☆
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆★
◆釧路プリンスホテルは市役所に隣接をした市内最大の客室数(400)を誇るホテルです。ラムサール会議が開かれた1993年のオープンです。釧路駅からは徒歩で10分程度、ベイエリアまでは歩いて3,4分の距離にあります。客室、飲食、サービス等どれもが平均的なプリンスホテルのそれといっていいでしょう。
特長は客室の窓が大きいことです。落ち着かないなど好き嫌いはあるかもしれませんが雄大な釧路の景色を見るにはいいかもしれません。飲食施設は中華を除き、最上階に集中しています。品川プリンスホテルの新館を小さくしたようなかんじです。
★ここがオススメ
海側の部屋(おもにツイン)からの景色は雄大です。ホテル内で一通りのものは揃うので外出しなくても何とかなります。
★ここがイマイチ
食事が値段と較べてイマイチという噂です・・・
客室☆☆☆★
飲食☆☆☆★
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆☆
釧路全日空ホテルはMOOがあるベイエリアに位置します。黄色い高層の建物は大変人目を惹きます。プリンスホテルと同じ1993年のオープンです。周囲はMOO以外にも文化施設も多いためコンベンションにもよく利用されています。客室は海側と街側に分かれますが、海側から見る夕陽は壮大です。カモメの鳴き声で目覚めることもあるのでいかにも釧路らしい環境です。ホテル自体はゼネコンのフジタ系が運営をしています。
食事は平均的なレベル、客室も標準レベルで可もなし不可もなしといったところです。観光利用には便利です。
★ここがオススメ
潮の香りがするオーシャンビューホテルです。癒されます。
★ここがイマイチ
全体的に特徴がありません。食事料金が高い気がします。応対もちょっと無機質な印象
客室☆☆☆☆
飲食☆☆☆★
ホスピタリティ☆☆☆
ビジネス☆☆☆
釧路キャッスルホテルは幣舞橋を渡ったたもににあります。MOOと同じ釧路出身の建築家が設計した建物はたいへんスタイリッシュで目立ちます。客室もかなり凝っており、モノトーン系に統一されたいかにもバブル期に造られた内装ですが、やや使い勝手が悪い印象があります。
幣舞橋側からの客室からは幣舞橋からMOO、太平洋が一望でき、釧路を代表する景色を楽しめます。個人的には釧路のホテルの中でいちばん客室からのロケーションが好きなところです。
飲食施設は中華ダイニングと喫茶のみで外見ほど垢抜けていないのが難ですが、スタッフの方がとてもかんじがいい印象があります。チェックアウトが遅いのも魅力です。
★ここがオススメ
客室からの景色は絵葉書の一コマです(但し幣舞橋側)旅情をかんじます。
★ここがイマイチ
客室が暗くビジネスには不向きかも。
客室☆☆☆
飲食☆☆☆
ホスピタリティ☆☆☆☆
ビジネス☆☆☆★
□感想
釧路市はこれまでずば抜けた宿がない都市でした。全日空やプリンスなどの全国チェーンも進出しましたが、標準的なレベルに留まっており、宿選びが難しかったかもしれません。
ところが東映ホテルがロイヤルインに代わり、はじめて宿泊特化型ホテルが進出。その後、東横インや年内にはルートイン、ドーミーインが進出を計画をしているようで温泉完備のホテルもできそうです。

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