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「北斗星」 「カシオペア」が運行を再開 道内発着のすべてのJRが平常通りに

東日本大震災以来、運行を見合わせていた札幌―上野間の寝台特急「北斗星」と「カシオペア」が運行を再開する。札幌発は北斗星が20日、カシオペアが21日。上野発はいずれも20日。2本の寝台特急が再開することで、道内発着のすべてのJRの運行が平常通りになる。(5/19付 朝日新聞北海道版

北斗星とカシオペアは東北線経由で運行するため、震災が起きた3月11日から運休していた。東北線は4月21日に全線復旧したが、JR北海道はJR東日本との協議で「徐行運転の区間もあり、どれだけ遅れが出るかが読めず、乗客に迷惑がかかる」と判断し、運転を見合わせてきた。

札幌ー大阪を結ぶ「トワイライトエクスプレス」が4月の上旬の早い時期に運転を再開したのに較べ、東北本線を走る寝台列車の復活が遅れていた。これは仕方がないことであるが、2000年に有珠山が噴火した時は、倶知安経由や函館発着で「北斗星」が運行された。もしかすると、「あけぼの」と同じ上越・羽越・奥羽本線経由もありかなと思っていたが、観光シーズンを前にしての再開となった。寝台列車の運行は北海道観光の再生に向けても、重要な意味がある。

今回の震災に限らず、最近の夜行列車は荒天が予想される場合などの事前運休が多い。途中で長距離列車がストップをすれば、朝の通勤ダイヤなどが乱れたりするので、「この程度の天候でも・・・」という時でも運休してしまう。それだけ夜行列車の必要性がなくなったという事であろう。九州ブルトレが廃止された理由のひとつに、朝の東海道線通勤ダイヤに邪魔ということがあった。

管理人の北斗星乗車100回が迫っているが、この2,3年えらくペースが落ちている。3月11日、「S白鳥」に長時間閉じ込められた厭な記憶が消えず(そのブログはこちら)、暫く鉄路での北海道は避けたい気分であったが、そろそろこちらも再開しなくてはならない。

【参考】JR北海道のプレスリリース

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