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19-22歳はリフト無料の「雪マジ!ふくしま」 さらに動機付けに繫がるプロジェクトへの期待

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昨年暮れに今年19歳は全国80ヶ所以上のスキー場のリフト代金が無料となる「雪マジ!19」プロジェクトについて拙ブログで紹介をした。

この企画に連動するかたちで、福島県内の全スキー場で20歳から22歳を対象にリフトが無料となる「雪マジ!ふくしま」を実施している。「雪マジ」プロジェクトは、「じゃらんネット」が企画運営をしているが、特集ページより会員登録の上、ゲレンデで『会員番号』と『写真付身分証明証』を提示すれば何度でも利用ができる。

この「雪マジ19」と「雪マジ!ふくしま」を併用すれば、19歳から22歳まで、殆どの大学生世代は県内のリフトが無料で楽しめることになる。

これは福島を応援する意味でもとてもよい企画であると思うが、「リフト無料」だけでは少々インパクトに欠けると思う。それはまだまだスキーが初心者にとって手軽な料金と云えないからだ。

たとえば、首都圏からクルマを利用せず、道具も持たずにゲレンデへ行ったとしよう。東京駅から新幹線で約80分、もっとも近いと云われる新潟県のガーラ湯沢へ行くとすると、新幹線代が片道約6,500円x2、一日券が4,500円 、スノボー・スキーセットが7,500円 ウエアセットが2,600円 、さらにレッスンを受ければ半日3,500円、一日で5,500円かかる。 JRが発売しているリフト券付きの日帰りきっぷを買えば11,900円と多少安くなるが、どちらにしても2-3万円が日帰りでもかかってしまう。リフト代がかからなくてもかなりの額である。

今の若者の小遣い額から考えるときつい金額である。

管理人はビキナーを対象に往復交通費、レンタル、レッスン込みで1万円でお釣りがくる程度のパック商品を作りたいと思う。

JRは無理だが、往復貸切バスを利用すれば、原価3千円程度で済むはずだ。レンタル料金はスキー場によってかなりのバラつきがあるが、実はスキー場側にしてみればいちばん儲かるのがレンタルであった。「あった」と書いたのは、利用者が頻繁にいることが条件であり、今は違う。もし、まとまった利用者があれば、格安料金でも利益はそこそこ出るはずである。道具・ウエアーメーカーの協力があれば問題はなく、道具・ウエア併せて2千円程度で可能ではないか。問題はレッスンだがこちらも人が増えれば安くでき、開店休業から脱することができる。半日レッスンも半額程度の1-2千円程度にすれば、交通費+レンタル+レッスンを併せても6-7千円程度である。これにリフト代や昼食代を乗せて9千円程度で販売をすればどうであろうか。

単独で行うよりは、今回の「雪マジ」の幹事であるリクルート社のようなものが存在すると効果が高まる。ガーラに行けば3万円だが、こちらは1万円以下である。

スキー場の中心顧客は20代であり、来場数ベースでは全体の55~65%。30代前半までを入れると65~75%だそうである。20代前半を集中的にプロモートすることがスノーリゾート復権の道標であろう。

最後に福島のスキー場は管理人がスキーを覚えた場所で、中高の合宿で毎年行っていた。猪苗代であるが、それがきっかけで県内のスキー場は各地訪れた。裏磐梯、猪苗代リゾート、箕輪など行ったが、首都圏からJRでも近く、特に磐梯エリアはリゾート法に適用された地域なのでゴージャスなホテルも多い。

19-22歳に限らず、福島のゲレンデを訪れていただきたい。

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