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”562万パワー”で勝ち取った栄冠

今朝はこの話題に触れざるをえないであろう。
北海道日本ハムファイターズ44年ぶりの日本一。44年ぶりではなく、実質の初優勝といっていい。
今から二十数年前、ファイターズの本拠地後楽園球場にはこんな音楽が流れていた。
♪F・I・G・H・T(途中略) 100万パワーの僕らが見方 GOGOGO~ ファイターズ優勝だ GOGOGO~ ファイターズ皆のファイターズ♪
初期の応援歌であるが、疎らなスタンドに響き渡っていた音楽が今でも耳に残っている。
歌詞の100万パワーとは78年頃、パリーグではじめて観客動員が100万人を越えた。それから取ったのであるが、当時は主催者発表であったので実数はその半分程度であろう。何よりもファイターズを応援しているファンというものが殆んどおらず、ビジターチームの応援団にぼろくそ野次られ、肩身を狭い思いをしていた。
今回の優勝、まさに札幌ドーム4万2千人の観衆と562万北海道民の応援の賜物である。地域に根付くことは、コンサドーレの例や地域性、道民気質などからある程度予想はついていたが、こんなに早く結果が出るとは思わなかった。
3年前の今頃、東京ドーム最後の年、スポーツ新聞社に勤務する友人の紹介でファイターズの打撃投手兼スコアラーの伊藤栄祐氏と呑みに行った。
その時、伊藤氏は札幌移転を心から楽しみにしており、他の選手もファンがいない東京に嫌気がさしており、心待ちにしていると話していた。
40年近い間、不人気が続いた東京時代から、僅か3年で変わってしまった。
しかし来年こそ正念場である。ヒルマンも新庄も小笠原もいない。今年の千葉ロッテの轍を踏まないためにもファンは暖かくも、甘やかせず、批判精神も持ちながら末永く応援してほしいと思う。
それがチームのためであるし、北海道のためである。早く「北海道スタイル」を確立してほしいと優勝を見ながら考えた。

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