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都心ローソンで函館コーナーが人気に、小スペースと意外性が目を引いているのでは

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昨年12月に東京都内のローソン京橋駅前店内にオープンし、函館の特産品を扱う「函館市アンテナショップ」が好調だ。開店から4カ月売り上げは月平均60万円を維持し、毎日商品を購入する常連客もいるという。市経済部は「近く商品のてこ入れを図り、PRを強化したい」とし、初めて一部商品を入れ替える。(4/24付 函館新聞/eHAKO

これまでローソンでは、プチアンテナショップを徳島や埼玉など6県と提携して開設しているが、市町村単位では初めてだという。函館は地場産品の販路拡大、ブランド力の向上を図る狙いで、ローソンは函館の知名度を生かした集客や売り上げのアップにつなげたい考えだ。

管理人も2度ほど現地を訪れている。地下鉄銀座線京橋駅近く、中央通り(銀座通り)沿いにあり、東京駅からも程近い。周辺には道のアンテナショップ「北海道フーディスト」や「道産子プラザ」が徒歩10分圏内に控えているが、それらとは全く趣を異にするするものだ。

入口を入ると正面に「函館を持ってきました。」がある。約10平米の小さなスペースだが、水産加工品を中心に約80品目が並ぶ。また、イカール星人グッズの販売、パンフレットなども置かれており、狭いスペースを有効的に使っていると感じだ。

置かれている商品は、管理人にとって御馴染みのものばかりであるが、無機質に成りがちなコンビニ店内の中で、物産スペースはどこかホッとさせてくれるものがある。コンビニ利用者も結構、目を留めており、商品を触っている。

自治体系のアンテナショップへ来る客はそれが目当てであり、常連さんが多いであろうが、ここの場合、それが目当てではない不特定多数が対象である。コンビニのプチアンテナショップは、函館市にとってこれまで引き出せなかった潜在需要を掘り下げるチャンスであると感じた。

観光プロモDVDを流しながら、「Loppi」を使ってその場で函館旅行が簡単に申し込めるとかいうようなサービスがあってもいいかもしれない。

限られた狭いスペースというのがかえって効果を発揮していると思う。書籍コーナーで買物のついでに立ち読みをする感覚で函館コーナーに立ち寄ることが出来るが、コンビニと地方物産という意外性も魅力だ。コンビニ側から見ても集客に繫がるので、今後、函館市に限らず、そこそこのブランド力のある自治体のコーナーが設置されるのではないか。

アンテナショップは自治体系の物産館だけではなく、いろいろな手法がある。コンビニとのコラボというのはなかなか秀逸な戦略であると思った次第。

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