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少しディープな北海道ガイド2 舘浦海豹氏久しぶりの著作「温泉番長ほっかいどう」

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温泉番長ほっかいどう」(海豹舎)は、「正しい温泉」にこだわり、「北海道いい旅研究室」という不定期温泉本を出版していた舘浦海豹(あざらし)氏の久しぶりの温泉ガイドブック本だ。

変なタイトルだが、今回出版されたものは「基本級」というサブタイトルが付いている。近々に「番長級」も出るらしいが、あざらし氏が四半世紀で取材をした道内300湯以上の中からオススメの100湯を紹介して行く。

「基本級」では、非循環&非塩素で温泉そのものにこだわっている。「源泉掛け流し」という言葉に惑わされず、あくまでも源泉の深さや泉質(特に成分総量に重きを置いている)、湯抜き清掃の頻度など氏が言う「正しい温泉」を紹介している。氏は塩素消毒をする温泉はたとえ掛け流しであっても認めていないが、加熱する温泉に関しては成分が濃厚なものであれば全く問題ないとしている。

登場する温泉は、1999年から2010年にかけて出された「北海道いい旅研究室」シリーズで紹介されているものが多いが、それからだいぶ時間も経っており、”その後”を知る意味でも面白い。

氏の主張はかなり独善的な部分もあるが、「いい温泉」、「いい宿」を知るには大変参考になった。1997年発行の「7500円以下で泊まれる温泉宿」(エムジー・コーポレーション)は多分氏最初の温泉ガイドブックであると思うが、管理人も随分参考にさせていただき、その後、リピーターになった宿もある。

「温泉番長ほっかいどう」はこれまでの集大成的な温泉本かもしれない。十数年に亘る氏の書籍を眺めていると、管理人の旅の記憶がよみがえってきて懐かしい。

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