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「おたる潮まつり」で本格的な裕次郎カラオケ大会 ご当地ソングや縁ゆかりの歌手で地域づくり

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なかなかいいかんじのポスター

「俺は待ってるぜ」――。小樽の夏を飾る7月の「おたる潮まつり」で、幼少期を小樽で過ごした昭和のスター、石原裕次郎さんの歌限定のカラオケ大会が開かれる。性別年齢問わず、扮装も含めていかに裕次郎さんになり切って歌うかが勝負だ。(6/13付朝日新聞北海道版

石原裕次郎氏といえば小樽だがこのカラオケイベント、昨年が好評だったため今回が2回目という。題して「おたる潮まつりで石原裕次郎を唄う~夜霧のステージであなたも裕次郎~」。夜霧と霧笛とカモメのささやきをバックに熱唱するというもので、石原プロと裕次郎記念館が特別協力、ゲストがゆうたろうというからなかなか本格的である。

裕次郎氏は昭和の大スターだが1987年(昭和62年)に52才で死去。亡くなってからまもなく早四半世紀が経過する。同じ昭和の歌の女王・美空ひばりも奇しくも52才で1990年に亡くなっており、時の経過は早い。裕次郎氏が健在ならば御齢78才、どんな風に齢をとって行ったであろうか。

スターが齢を取れば、ファンも齢を重ねる。かつての裕次郎ファンも60代後半から70代に差掛かっているはずだ。小樽の「石原裕次郎記念館」は入場者の減少が続き、一時は閉鎖の噂もあったが、今年に入り、子供も楽しめる「エンターテイメント館」をつくり、ファン離れを食い止め、新陳代謝を図ろうとしている。

有名人の記念館といえば、京都にある美空ひばりの記念館でさえも一時期閉鎖されたことがある。道内でも函館にあったGRAY記念館も早々に閉館(北島三郎記念館は健在)、栗山町の坂本九氏の記念館はどうなってあろうか。そういえば松坂大輔の記念館も稚内にありました。

やはり、有名人の記念館はファンの高齢化やリピーター集客の難しさもあり、維持が大変と思われる。

 

小樽市は小樽駅を見てもわかる通り、町ぐるみで裕次郎氏で町おこしをしている。正直、古くなったなあという印象はあるが、カラオケイベントで盛り上げるというのは裕次郎氏の存在と小樽の関係が再確認できる楽しいイベントである。

小樽はご当地ソングが多い町だが、北海道には数多くのご当地ソングがある。それらをカラオケ大会などでもう一度掘り起こして、地域活性に繋げるのはどうであろうか?

たとえば、函館なら北島三郎か地元のご当地ソング、札幌はご当地のメッカである。釧路も数多くオホーツク(知床)方面もけっこうある。また、千歳も空港関連で相当な数になる。演歌・歌謡曲系が中心になるが、十勝はドリカムや千春などニューミュージック路線がある(こまどり姉妹も十勝だが)。

ご当地ソングや地元出身歌手の楽曲を通して、あらためて地域のよさを知ってもらう。その方法のひとつがカラオケ大会である。全道ご当地ソング大会があってもいいかもしれない。

 

PS:7月5日より9月2日まで鎌倉市川喜多映画記念館にて「永遠のタフガイ 石原裕次郎 ~日本の映画を変えた男~」が開催される。

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