*

長期滞在には適している鶴居村 人気の移住地になる可能性あり

miyajima-misakiturui 

鶴居村の長期滞在型観光促進協議会は、7月から北海道長期滞在モニター事業が始まるのを前に、受け入れ態勢を整備した。観光案内や旅程の提案などを担当する「むらびとコンシェルジュ」を新設したほか、食と体験メニューに特化した冊子「むらたびブック」を発刊した。(7/1付 釧路新聞

拙サイトで何度かお伝えした「北海道長期滞在モニター事業」だが、鶴居村は早々に定員に達した。7月16日から11組35人が村内4ヶ所の宿泊施設に滞在し、5連泊以上する。

村はこれまでも長期滞在や道の「ちょっと暮らし」などプロモーションに積極的に参加、受け入れには前向きであった。その背景には丹頂鶴を撮影する長期滞在者が昔から多く、早い時期から村にはこういったものへの理解があったのではないか。

鶴居というと丹頂鶴のイメージが強く、観光地としては通過型であるが、観光バスが停まる鶴見台以外にも釧路湿原の宮島岬や温根内ビジターセンター(鶴居軌道跡の湿原散策など)、体験型では乗馬のどさんこ牧場やチーズ工房などかなりの見どころがある。また、阿寒湖や弟子屈方面へは道路一本で近く、根室管内の観光地も日帰り圏なので、長期滞在には適している場所だ。

管理人はこれまで数え切れないほど同地を訪れているが、そのよさは道東を代表するような自然環境と観光客が少ないので落ち着けるところに惹かれている。湿原、牧草地帯、丹頂、温泉といくつもの顔があり、飽きない。団体ツアー客が来るのは鶴見台と湿原を横断する道路ぐらいであるが、村全体の建物が新しく、雰囲気も明るいところもよい。聞くところによると村住民の所得はかなり多いという。

移住には早い時期から取り組んでおり、村営の分譲地の開発も行っている。村人口も30年間ほとんど変わっていないので過疎地というイメージではないが、村の取組みを以前から見ていると先取性があり、今後移住スポットとして大化けする可能性がある。いろいろな意味で釧路というよりは十勝地方の村のようである。

また、釧路空港からクルマで30分程度で行けるというのも魅力である。空港からは釧路市内へ出るよりはむしろ近いぐらいなのでアクセスには恵まれている。道外客向けの場所と云えよう。

もうひとつ隠れた魅力として温泉がある。釧路は温泉が出ない場所だが、鶴居は肌にまとわり付くような良質なお湯が出る(掘削であるが)。管理人は上の写真の「民宿つるい」(今回の長期滞在モニターの宿には入っていない)に泊まったことがあるが村の銭湯というかんじでよい。また、丹頂鶴の撮影で長期滞在者が多い「ホテルTAITO」や公共の宿である「グリーンパークつるい」には温泉が引かれているが、どこも源泉掛け流しである。

以前から注目をしていた鶴居村であるが長期滞在には適している。今日は誉めすぎたかもしれないが、今後の村に注目している。

 - すべての記事一覧, 地域(釧路・根室), 移住・ロングステイ・シニア