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LCCならぬ”LCB”が成田空港-東京駅間に登場(但しツアーバスではありません)

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日本航空などが出資するジェットスター・ジャパンなど、7月から成田空港に新たな格安航空会社(LCC)が就航し、航空運賃の低価格化に拍車がかかると見込まれる中、東京と成田空港を結ぶ高速バス路線にも価格破壊が波及し始めた。(7/3付 Sankei biz)

このニュース、早速テレビでも紹介されていた。ジェットスター就航の日に合わせて運行を開始するあたり、京成バスもなかなかPRが上手い。テレビでは社員が「採算度外視でやってます」と言っていたが、それは開業記念の800円運賃のことで高速ツアーバスでもこの金額は厳しいであろう。

このリムジンバス、LCCを意識しているのでLCBといっていいかもしれないが、実は初登場ではなく、2010年の12月にツアーバス形式で登場している(拙サイトでも紹介)。成田と上野・浅草間を千円で結び当初はテレビに取上げられるなど話題になったが全く利用者が伸びずすぐに廃止となった。バスは「スーパーシャトル」と名付け、外国人バックパッカーなどをターゲットにしたようだが、運賃支払いはカード決済のみなどシステム的にも無理があったようだ。

今回の「東京シャトル」は空港リムジンバスの老舗・京成バスが運行するものでツアーバスではないれっきとした高速路線バスである。チラシには「安心・安全の京成グループ乗合高速バス」と書かれており、関越道事故を意識したコピーとなっている。

格安の運賃千円は乗車1カ月前までの予約購入金額であり、1日前は1500円で、当日は2000円、また成田空港発は一律2000円としっかり料金体系は出来上がっている。それでもスカイライナーや成田エクスプレスと比較するとかなり安く、東京駅-成田空港間の所要が70分なので利用者を獲得できるかもしれない。

実はこれまで管理人はリムジンバスの料金が高すぎると思っていた。成田空港から東京駅まで利用すると運賃は3千円、これは成田エクスプレスとほぼ同額、スカイライナーと較べると6百円高く、一般の高速バスと較べると割高感があった。ちなみに新千歳と札幌間はエアポートライナーが1040円なのに対し、バスは千円なのでほぼ同じである。

都心と成田空港間は2千円ぐらいが適正価格と思えるがこれもLCC登場の恩恵か。

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