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富良野、白馬など広がりをみせる豪州スキー客

この冬はニセコ以外のスキーリゾートにも豪州人が訪れている。ニセコだけで今年は8万人に迫りそうな勢いである。
道内では、富良野が英国へのキャラバンなど積極的に動いている。反応は出ているのであろうか。
読売新聞によると長野県の白馬にも多くの豪州人が来ているらしい。雪質の良さや東京に近いことなどが口コミで広がったようだ。
白馬村は八方尾根スキー場を中心に南側に白馬47、五竜とおみ、北側に岩岳や栂池高原など白馬連山の麓にかなり規模が大きなスキー場が集まっている。
このあたりはニセコと共通する立地条件である。八方は標高差もあり、五輪コースになったほどなので豪州では体験できない本格スキーが楽しめるのも魅力であろう。
長野県へのスキー客入り数はピーク時の三分の一に近く、2,3年前に白馬へ行った時は廃業したペンションや飲食店が目立ち、ゴーストタウンに近いものをかんじた。
白馬村観光協会では、滞在型へのシフトなど努力をしているようで以前のブログでもお伝えしたことがある。
森を切り開いて造成されたペンション村や別荘地は底値ということで豪州人が購入している。ニセコのような大型プロジェクトに進行するかどうかわからないが注目である。
このような外国人誘致が可能なスキー場は各地にある。豪州人もニセコだけには飽き足らず蔵王や志賀高原など大ゲレンデへ分散する可能性がある。
そういう意味ではニセコは不安定ともいえ、国内デベロッパーや行政が本格的に動けない理由のひとつになるであろう。
外国人スキー客の行動範囲は狭く、ニセコであればヒラフなどごく一部の地域が潤っているに過ぎない。今後、東山、アンヌプリなどへも外資が動くであろうが、どこまで広がるかは管理人は懐疑的に見ている。
しかし、外国人スキー客は目減りした国内スキー客数を補填してくれるだけではなく、誘客効果を発揮する。国内スキー客はそろそろ底を打ち、今シーズンは雪不足ながら数字を伸ばしているところも多い。
ビギナーが多いアジア系スキー客などを対象にすれば、規模の大きなスキー場ではなくても誘客は可能である。豪州人に囚われず欧州やアジアなど各地からの集客を目論むべきであろう。
最後にニセコひらふと白馬(八方尾根)は東急系のスキー場である(富良野は西武系)。偶然であろうが、何か裏があるのであろうか。
 

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