*

大会をどう評価する世界ノルディック選手権

世界ノルディック選手権が4日に閉幕した。管理人は予定していた3日の宮の森へは所要で行くことができなかった。
大会は2週間に渡って行なわれたが、開幕の札幌ドーム、大倉山の団体ジャンプ以外は話題になることも少なかった。開催されていたことも知らない人も多いであろう。
テレビ中継も3日の宮の森ノーマルヒルはゴールデン枠での中継がなく、結局、独占契約をしたテレ朝がゴールデンでオンエアしたのは24日ジャンプのラージヒルとコンバインドの一部、25日のジャンプ団体だけであり、大会後半からは全く中継がなくなった。
当初は3日の宮の森はゴールデンで放映予定であったが、24日が5.6%、25日が6.5%という低視聴率のためドタキャン中止になったのかもしれない。
それにしても団体で銅を獲得し、ある意味、長野の金以上に感激をしたあの試合の視聴率が6.5%。残念だがこれがこの競技、この大会への興味度・認知度であり、五輪以外では冬季競技の視聴率が取れないことがあらためて実証された(アイスフュギアは別物)。
これではコンバインドを含めクロカン競技などは日本人選手が頑張っても永遠に陽の目を見ないであろう。
観衆も当初の予想19万人に対し、9万人しか集まらなかった。「9万人しか」ではなく、よく9万人も集まったと解釈することもできる(この数字は有料入場者であろうか)。
そのうちの3万人は開幕の札幌ドームである。もし、ドーム内で特設のジャンプ台を作り、大会を実施すれば19万人に近づいたかもしれない。戦前は後楽園や甲子園で全日本ジャンプ選手権が開催されている。冗談ではなく、話題づくりが少なすぎる。
大会を総括するとPR不足をかんじる。また、尻つぼみであった。残念ながらノルディック競技自体が馴染み薄であり、観客も楽しみ方を知らない。国内ではもっとも浸透していそうな札幌で開催してもこれが現実だ。
残念な結果であるが、あらためてノルディックスキーの日本での位置付け、北欧などの伝統国との違いが再認識された。
なお、スキー連盟の伊藤会長が岡部・葛西の両選手に対し、今後、海外遠征に参加させないと話をしたらしい。大会が終わったのでお役御免、辞めろということか。
現実的に考えればそろそろ老雄はバトンタッチであり、その方向には異論はないが、銅メダルを日本にもたらした両選手に対して今言うのは失礼ではないか。言われなくても十分にこの二人は置かれた状態を認識しているはずだ。どうもこの方、問題発言が多い。
この大会はノルディックスキー選手の成り手が少ない日本にとって子供たちに興味を持ってもらえればいちばんいいと思っていたが、「きっかけ」となるであろうか。

 - すべての記事一覧, 道産子スポーツ