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グランドホテルの伝統が消えてしまった

久しぶりに札幌グランドホテルへ足を運んでみた。大幅にリニューアルされていたが、以前の重厚感がなくなっていてちょっとガッカリした。
札幌へ行った際は必ずランチに立ち寄る「ライラック」は「ノード43」という少しお洒落なレストランに変わっていた。ライラック時代は、円卓テーブルに座り、お気に入りのコロッケランチをよく注文した。何しろ洋食の代名詞のようであるカニクリームコロッケにサラダ、コーヒー、デザートとしてバニラアイスまで付いて千円なのである。札幌に着くとよくそのままグランドまで直行して、黒ビールとコロッケランチをオーダーしたものだ。
ところが今回のリニューアルにより、コロッケランチどころか1,600円(?)のステーキランチも無くなり、「新・北海道キュイジーヌ」などというランチでも2,500円ぐらいするものに変わってしまった。
通りに面したブラッセリーに入ったが、ランチは1,800円、洋食メニューも一部残っていたものの大幅な変更である。
個人的には今さら新・北海道キュイジーヌではないと思うし、新生三井観光開発の戦略はどこかずれているようで新鮮味をかんじない。
値段だけではない。グランドホテル伝統の古きよき正統派の「洋食」が消えてしまったことが残念である。気楽にランチができる気分でなくなってしまったことが大きい。また、「ビッグシェフ」も別の店に変わっていた。
三井観光開発は新会社となり、収益アップに躍起のようであるが、これでは道民のファンを失うのではないかと心配になった。

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