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「サーベイ北海道版」が発売される

サーベイ北海道
サーベイ北海道

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マップルでおなじみの昭文社から口コミ型のガイドブック「サーベイ北海道」が発売された。サーベイは、観光客の声をそのまま誌面に掲載して、観光客の評価の声とそれに対するお店側のコメントを掲載している。店からの掲載料や広告を載せないなど公平性を目玉にしている。
管理人はサーベイ1号の青森版を買ったことがある。確かにこれまでにない切り口のガイドブックであるが、どこか物足りなさをかんじた。webの口コミ情報にミシュランの要素を加えているが、紙媒体のため情報が古い、また、店評価も緩く、遠慮もかんじた。企画の意図は評価できるが、どこまで突っ込めるかである。
最近、書店へ行っても旅行ガイドブックのコーナーが縮小されているところが多い。ガイドブックの数も明らかに減っている。間違いなくインターネットに食われているが、この流れを食い止めるのは至難の技であろう。特に口コミ情報などはネットがもっとも得意とする分野である。情報の信頼性という問題があるが、ユーザーもそれをわきまえて情報収集している。
サーベーは速報性では勝てない。あとは情報の正確性や信頼性での勝負である。フランスのミシュランが今秋、日本版を発売することになったが、管理人はミシュランは過去の遺物と思っている(読み物としては面白いがあれはガイドブックではない)。昭文社のサーベイは、米国の「ザガットサーベイ」をベースにしていると思うが、新しいガイドブックの形として受け入れられるであろうか。
むしろホテル・旅館の厳正な客観的評価によるガイドブックはできないであろうか。サービス面を評価するのは難しいのでハード面や温泉の内容・食事の傾向など事実のみを著し、数字で出せるものは出し,
DBをもとにした評価を下す。
日本の宿はカテゴリー分類が難しく、名前を見ただけではどんな宿なのか理解できない。外国人観光客にも喜ばれるであろうし、日本人にとっても1冊あればありがたい。
まだまだ売れる可能性がある旅行ガイドブックはあると思う。

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