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JTB中部が旅のSNS「マタタビ」オープン、新たな顧客獲得戦略がつづく

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JTB中部は5月30日、旅をテーマにしたソーシャルネットワーキングサービス(SNS)「マタタビ」をオープンした。
ユーザーは「タビバコ」というフォルダの中に、旅行写真や旅日記などを掲載する。それぞれのタビバコや写真、日記などにはタグを付けることができ、タグを介してユーザーの旅の思い出がつながるという仕組みだ。 SNSではユーザーが興味のあるトピックごとにコミュニティを作ることが多いが、マタタビではあえてコミュニティ機能を搭載していない。(一部CNETJAPANニュースより引用)
コミュニティを作らない背景には、限られた地域、ネタに集まるのを裂け、広がりを作りたいという旅行会社の狙いがあるであろう。
たとえばテーマにあった旅行商品を押し付けても、利用者にとっては押し付けであったり、魅力に乏しい場合がある。ならば既成のパッケージよりも、オーダーメイド型の個人旅行型ビジネスで伸ばして方が将来的には大きくなる可能性がある。
これまで旅のSNSサービスはいくつかあったが、大手旅行会社運営のものは初めてではないか。
JTBは分社化したが、各地で独自な動きが目立つ。昨年、JTB北海道では、 子会社が「BEST FROM HOKKAIDO」を開設した。クチコミ型も観光ポータルサイトであるが、どこにも「JTB」という文字が出てこない。広告も旅行商品ではなく、旅に関連する企業のバナーが中心である。
「マタタビ」でもバナー広告や連動型広告で収益を考えているようだが、他の旅行会社の広告掲載もあるという。即、旅行商品の売上げには繋がらず、文化事業的要素もあるビジネスであるが、JTBだからこそできるサービスであるともいえる。
あとは、どこまでサイトを認知させ、参加者を増やすことができるかである。既存のSNSに参加している人を別のSNSサービスへ誘導するのは難しいとされる。
「マタタビ」では、外部サービスとの連携強化を考えているようだが、顧客囲い込みに役立つであろうか。

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