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北海道観光連盟が社団法人化

北海道観光の底上げを目指す全道組織のあり方について検討してきた官民組織・北海道観光戦略会議の検討委員会(委員長・内田和男北大大学院教授)がまとめた最終報告書の概要が二十六日明らかになった。新たな社団法人を二○○八年度に設立し、北海道観光連盟(道観連、会長・我孫子健一元道副知事)を廃止。トップには民間出身者を据えて「民主導」を明確にする。報告書は七月にも開かれる戦略会議に提出、同会議での論議を経て正式決定する。(6/27北海道新聞HPから)
道観連に関しては、管理人は以前からそのあり方について疑問があった。ここは、道庁の直轄であるが、外からみた印象は、お役所仕事、フットワークが悪い、官制観光情報の提供が中心なので、面白みがなく、使い勝手も悪いという印象があった。
最近は財政悪化のため、リストラが進んでいたようで、東京、大阪の観光案内所を廃止(東京は道事務所へ移転)、札幌でも案内所を市と統合し、物販や広告収入を強化するなどしている。
道観連のwebサイト「北海道ぐるり旅」は、観光検索情報サイトだが、情報量が少なく、中途半端に広告が入り込み、何より使いずらい。以前の「観光まるごと北海道」の方が使い勝手がよかったが、突然サイトがなくなった。これらのweb事業も業者への丸投げで、利用者の立場になって見ていないであろう。
道観連を廃止し、社団法人にするのは結構だが、観光案内が「サービス業」であるということは忘れてはいけないと思う。以前から、この部分の発想に欠けており(行政が運営するのだから仕方ないが)、新組織になる前に、自分たちのミッションを確認してほしい。看板を書き換えるだけで、安易なスリム化、利益追求に走るのは、利用者から見て、不便と質の低下を招きかねない。
最近、やたらコンシュルジュという言葉が使われるが、道観連(新組織)こそコンシュルジュ本来の意味に立ち返って業務に当たってもらいたいと思う。観光案内は、腰掛ではなく、北海道にとって重要な仕事のはずである。

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