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大阪で運行実験をした水陸両用バス、釧路への導入は

先月、国内ではじめての水陸両用バスの定期運行実験が、大阪で行なわれた。約2時間をかけて市内の大川から大阪城、御堂筋などを通るもので、年内には、定期化するという。
大阪は、はとバスのような定期観光バスのコースも少なく、観光はし易いとはいえない場所だ。まだクリアすべき問題も多そうだが、注目である。
釧路でも昨年から水陸両用バスの話があり、来年度の運行を目指していると聞いていたが、試験運行に向けた道運輸局が、今月末の設立目指し、準備が進んでいるらしい。国の公共交通活性化総合プロジェクトの一環で、釧路では観光用だけでなく公共の足としての活用も検討している。
この話題は昨年、一度このブログで紹介をしたが、その後、新しい情報がなかった。釧路の場合は、湿原観光だけではなく、衰退が続く、中心街の活性にも活用しようという狙いだ。
つい先日、幣舞橋南にある米町地区から最後のスーパーが閉店となり、橋南地区から大型店舗が消えてしまった。駅前北大通りも丸井今井閉店後の再開発が決まらず、釧路駅から橋を渡り、米町まで延々とシャッター商店街が続く、異様な光景だ。かつての中心街の面影はない。
この水陸両用バス、釧路駅と幣舞橋(MOO)を起点として、湿原へ向かう往路か復路のどちらかに米町や釧路コールマイン(太平洋炭鉱・炭鉱鉄道)、春採湖や副港などに旧釧路川、新釧路川を経由して立ち寄れるようにしたらどうであろう?これまで路線バスでは不可能であった新しいコースがつくれる。
このシステムが地域住民の足として活用できるかは、現状では難しいと思うが、観光が衰退した地域を活性させるのに寄与できると思う。
道運局のHPを見ると北海道の土建コンサル会社、ドーコンという企業が、北海道運輸局の「水陸両用車の活用による中心街における公共交通の活性化調査」のコンペを取っている。釧路川の復元事業をやっていり会社のようである。
どんな具体案が出てくるであろうか。

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