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朝里川温泉に5万円の高級旅館誕生、小樽観光再生に役立つか

繊維・不動産賃貸の株式会社上毛(群馬県前橋市)の子会社、北海道上毛が、小樽市にある朝里川温泉に高級ホテルを2009年の春にも開業する計画を明らかにした。2007年7月31日付の北海道新聞が伝えている。
計画では1990年に閉鎖された小樽市営朝里川温泉センターの跡地に総事業費約20億円を投じ、一部3階建ての低層ホテルを建設する。部屋数を四十室程度に抑え、部屋に天然温泉の風呂を備えるなど全室をスイートクラスの豪華仕様とする方針だ。
建設予定地は、地元で再利用が待望されていた朝里川温泉最大の空き地であり、その隣では地元の酒造会社が食酢の製造工場と体験施設を建設し、新たな観光拠点づくりを目指す構想もあるようだ。
朝里川温泉は、北海道では数少ない「おこもり系」宿として人気がある蔵群があるところ。これまで道外客には存在感が薄く、小樽観光ゾーンから外れている印象があったが、運河観光も行き詰まり感があり、小樽市では新たな観光形態を模索しているところである。最近では小樽の酒蔵15が集まり、「小樽地酒まつり」を4月から12月まで行うなど新しい小樽を紹介している。
これまで宿泊客が極端に少なかった小樽であるが、朝里川に魅力ある宿が集まれば、観光形態も大きく変わってくることが期待できる。

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