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アパが1位に、チェーンホテルランキング(じゃらん発表)

じゃらんネットは、2007年6月1日~2007年6月30日1ヶ月間の宿泊取扱額上位のチェーンホテルを発表した。トップはアパホテルで、以下、プリンスホテル、ワシントンホテルと続く。東横イン、東急イン、法華倶楽部、ルートイン、三井観光(アーバンホテル)などがランキングされていなかった。じゃらんへ未加盟のチェーンホテルもあるが、全体的には安さよりもクオリティが高く、女性でも安心して宿泊できるホテルが上位にきている。楽天トラベルと比較すると利用層の違いがわかって面白いデータだ。
上位10位にランキングされたホテル
1.アパホテル
2.プリンスホテル
3.ワシントンホテル
4.サンルートホテル
5.ドーミーイン
6.阪急阪神第一ホテル
7.共立メンテナンス 
8.スーパーホテル
9.ソラーレホテルズアンドリゾーツ
10.リッチモンド&ロイネットホテルズ
【感想・評価】1位のアパホテルは建物によって新築・買収(かなり古いもの)と条件が違い、客室の広さなど含め差が大きい。統一感がないのが欠点だが、社長が女性のせいか、女性客が多いビジネスホテルであり、すべて直営である。2位のプリンスホテルは、西武グループの再編成ですっかり変わってしまった。ブランドを再構築中であり、ブランド名(例・グランドプリンスなど)もグレードによって変えているが、今のところピンと来るものがない。このままでは東急ホテルズと変わらなくなる。
3位のワシントンはビジネスホテルの王道であったが、東横インなどの宿泊特化ホテルの圧されて、一時の元気がない。東急インなどど同様に難しいポジションにある。同系列で軽朝食付き宿泊特化ホテルとしてR&Bチェーンがある。
4位のサンルートは老舗である。ここは最初にFCを始めたところだが、APA以上にホテルによって中身が異なる。オーナーにかなり任せている印象があるが、知らないサンルートに泊まるのには不安がある。また、チェーンからの脱退なども多く、定宿のチェーンホテルにはしにくいかも。当たり外れあり。
5位のドーミーインは急成長。浴場を備え、畳付き、靴を脱ぐ和室シングルという寮経営会社ならではのアイデアだ。貧乏くさいかんじもするがファンも多いようだ。
6位の阪急阪神第一は、経営統合系だが、全体的にクオリティが高い。シティホテルクラスやバブル期につくられたものが多く、設備はいいが老朽化やメンテ面が心配だ。。7位共立メンテナンスは、ビジネスだけではなく、リゾートや温泉宿にも進出。釧路川ホテルはオススメだ今後、楽しみなチェーンである。8位のスーパーホテルは、安いのがウリ。天然温泉付きも多いが、連泊でも一度、チェックアウト時間には部屋を空けなければならず面倒くさい。9位のソラーレは、外資ファンド系だが、チサンホテルが多い。なぜか「CHISUN」と表現している。ホテルごとのばらつきも多そうだ。10位のリッチモンドは、ダイワハウス系で、クオリティが高い。やや高めで、住友系のビラファンテーヌに印象が似ている。
全体的にみると「宿泊特化」、「客室が広め」、「朝食無料」、「女性客を意識」、「新しくきれい」、「ネット対応」がキーワードだが、何よりも知名度と価格がじゃらんを見る限り、上位にくる条件である(一休とはここが違う)。競争力のない地場資本のホテルは、ますます淘汰され、ここでも格差が広がってゆくであろう。
【参考】じゃらん「売れ筋チェーンホテルランキング」

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