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「くしろ港町ビール」が営業譲渡、苦戦する地ビール

釧路市の地ビールメーカー「くしろ港町ビール」が事業を停止し、工場を札幌の企業グループに譲渡することが分かったと23日付けの道新が伝えている。
買収するのは土木事業、食品加工など21法人からなる企業グループの持ち株会社「北武総業」で、、同市入舟の工場で生産を続ける予定だ。
くしろ港町ビールは、1996年の創業。釧路の観光名所「フィッシャーマンズワーフMOO」の対岸、倉庫街にある。道内地ビールがブームの頃に創業したが、味は可もなく、不可もなくといったところで特長に乏しい印象があった。売上高は開業当初の約2億円から徐々に減少。ブームが下火になるなどでこの数年間の売上高は7千万円程度に落ち込んでいた。負債総額は約1億6千万円。
地ビールは税制などの問題もあり、収益を上げるのが難しいジャンルだ。管理人は、以前、熊石海洋深層水を使った地ビール「熊石伝説」のマーケティング関連の仕事をしていたが、製造していた函館のメーカーが倒産、その後、加森観光系の薄野地ビールに生産を委託していたが、最近では評判を聞かなくなった。
道内では既に10ヶ所以上の地ビールが倒産や休業に追い込まれている。全国ブランドの「銀河高原ビール」でも倒産するぐらいなので、合わないビジネスなのかもしれない。

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