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ドンキホーテ?「全国温泉旅館同盟」オーナーの大手航空会社への挑戦状

全国温泉旅館同盟という会社をご存知であろうか。温泉予約よりも「飛び得」などの格安航空券で有名な会社だ。
管理人はだいぶ前から興味があった会社だが、昨年暮れからトラブルを起こしてしまった。年末年始の旅行に出かける利用客の航空券を用意できず、全国旅行業協会に1000件以上の苦情・相談が寄せられていたのだ。1月11日付け朝日新聞などでも報じられている。資金繰りの悪化のため、3月末までに順次返還してゆくと言っている。
国内線格安航空券の場合、ふつう「エアー+ホテル1泊」が基本だが、温泉同盟では航空券のみ、片道のみでもOKで、東京発札幌行の場合、往復で2万3千円程度で販売している(8日間程度のFIXだが)。宿なしのバラ売り、これは完全に業界の掟破りの行為である。利用者にとってはありがたいが、航空会社とは長年に亘り、もめていたようだ。
これを見て欲しい。謝罪文とともに大手航空会社、特にJALへの恨みつらみが延々と書かれている。
たとえば
東京から札幌までホテル付きの往復航空券が2万円なのに、札幌から東京へのホテル付き航空券は2倍の4万円。海外の格安航空券の申し込み締切は1日前なのに、国内の格安航空券の申し込み締切は10日前。東京から8時間かかるハワイツアーと2時間しかかからない沖縄ツアーの料金が同じという、とんでもないデタラメが横行しています。
過去十数年の間、日本航空と全日空に対して数え切れない程の抗議をしてきましたが、逆に出発直前のキャンセル、予約受付停止等の嫌がらせを受け続けています。しかし日本全国どこでも1万円を目指し、航空貴族との戦いを続けていきますことを約束致します。」

日本航空のオソ松社長(西松遥)と最低顧問(糸山英太郎)及びダメ検顧問(矢田次男、則定衛)等の自分勝手な日本航空の資産のタタキ売りと航空運賃の値上げを止めさせ、航空運賃値下げのため、戦い続けることをここに宣言し、更に格安航空券闘争史を掲載させて頂きます。」
まるで全共闘時代の言い方である。そして、完全に責任をJALに転化している。15日付け夕刊フジにはオーナーである後藤氏に関する記事があり、なかなか面白い。
知らなかったが、オーナーの後藤氏は、格安航空券で有名であったサカイトラベルの創業者で、HISの沢田氏などと共に業界の革命児であったようだ。
沢田氏はスカイマークを立ち上げたが、後藤氏は違った形で航空会社へ挑戦状を叩きつけている。航空業界の運賃体系は後藤氏の言うとおりの矛盾だらけで利用者無視も甚だしいが、このやり方ではドンキホーテになってしまう。もっと違ったかたちで訴えた方が理解を得られると思うが。

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