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小檜山博氏、JR北海道車内誌での記事盗用と情報社会の怖さ

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回収されることになったJR北海道車内誌1月号 「お宝」になるか
毎月楽しみにしているものにJR北海道の車内誌「THE JR Hokkaido」がある。特急電車の車内やツインクルプラザなどで無料で配布しているが、東京ではファン向けに神保町の「書泉グランデ」などでバックナンバーを販売している。
創刊以来、紙面サイズや編集内容もあまり変わらず、イラストレーターの渡辺俊博さんの紀行イラストは創刊の頃から続いている。また、もうひとつ長く連載されているものとして小説家小檜山博氏の読みきり小説があった。
いつも泣かせる人情話を書いてくれるが、盗作していたことが発覚してしまった。19日付けの読売新聞によると1月号の「THE JR Hokkaido」掲載の「新・人生劇場 電車」が、毎日新聞で掲載された読者投稿を盗用したものであり、小檜山氏も事実関係を認めているという。ちょっとショックな話である。
JR北海道は同誌の回収を始め、小檜山氏は読者投稿した主婦に謝罪文を送り、掲載打ち切りを申し出たという。
管理人は小檜山さんの小説を何冊が読んでいる。現在は削除してしまったが、本ブログの「おすすめ書籍」で紹介したこともある。
盗用は当然よくないことだが、毎月ネタを探すのは大変であろう。テーマが”ちょっといい話”的なものが多いので新聞の投稿欄に目が行くのも分からないわけではない。北海道では部数の少ない毎日新聞なので「大丈夫かな。まあ使わせてもらおう」という意識もあったのではないか。
最近、新聞社の社説やコラムが盗用していた事件が何度か起きたが、ネット社会の今、情報収集をしているうちにどれがオリジナルかわからなくなってしまうことも多いであろう。
このブログにしても、管理人が自分の言葉・考えで書いているつもりだが、新聞社HPやニュースブログなどから情報収集する際、一部記事をペーストして内容を把握、自分流の解釈をして再構築をかけるので、パクリにならないようにかなり気を使って書いている。
webによって情報収集が容易になった分、慎重さとルール厳守が求められるといえる。

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