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大谷から清宮へ、ドラフトの日に「大谷翔平ラッピング車両」に乗車

 

26日のドラフト会議では清宮の日ハム入りが決まり、これで大谷翔平や移籍が噂される中田翔、主力投手陣の宮西や増井が抜けても営業面では十分過ぎるぐらいの穴埋めが出来そうな感じである。この球団、荒木大輔の2軍監督就任がまったばかりだが、斉藤佑樹だけではなく、は何かを持っている。

さて、ドラフト当日の26日、小樽から札幌まで乗った電車が大谷翔平ラッピング車両であった。小樽発の「快速エアポート」では、車内をぶらぶら歩き、先頭車両まで来ると「おやっ!?」という光景に遭遇した。床にマウンドやホームベースを描き、すべての座席の足元に大谷の実物大のスパイクやサインが施されている。実は25日、新千歳空港から札幌まで乗ったエアポート車両も同じ大谷ヴァージョンであったが、座席指定のUシートのため、普通車両を確認することが出来なかった。

新しいエアポートに使用されている733系車両はUシート以外はロングシートであり、面白みに欠ける。小樽から札幌までは石狩の海を眺めながら長閑に缶ビールでも飲むのが最高であったが、長椅子では気が引ける。

後で調べると、この車両は「フィールドカー」というらしく、先頭車両のみで、既に今年4月から運行されているとのことである。車体には投球・走塁・打撃のカラー写真と「北海道新幹線でいこう。」という手書きのメッセージが飾られているが、車内をここまでいじってくれると楽しい。
このエアポート用車両、ロングシートであった721系からオールロングシートの733系への置き換えが進んでおり、詰め込むだけの新車にはあまり乗りたい気分ではなかったが、フィールドカーには救われた気がした。

一連の不祥事以降、合理化や縮小が進むJR北海道、かつてはリゾート列車に代表されるような遊びごころのある車両も多かったが、最近では鉄道(旅行)の魅力を減退させるような施策が次々に行われていた。
車内販売の廃止やキヨスクの閉店などもその流れのひとつであるが、羽田から空港に到着し、ホーム売店で「サッポロクラシック」でも買おうと思い、行ってみるとシャッターが閉まっていた。私が2年前に閉店したことを忘れていたのだが、利用者が大幅に増えている駅にも関わらずである。駅弁売りのおばさんがいたので訊いてみたが、「ホームにビールはなく、飲み物は販売機で買ってくれ」と言われ、機内から乾いていた喉を潤すことはできなかった。

世知辛いJR北海道であるが、この大谷翔平のラッピング車両と「フィールドカー」は久々のスマッシュヒットである。荷物を抱えたロングシート車内でも、フィールド車両に遭遇すれば、気も紛れるであろう。
お金を掛けなくても利用者の満足度を上げられるものを今後もJR北海道には考えていただきたい。

このラッピング車両もそろそろ見納めかもしれない。大谷翔平選手、来年の今頃はどこで何をしているのであろうか。

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