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”大雪の首都圏” 昔東京周辺にも天然スキー場があった

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”プチ雪国化”した我が家のプチ庭と駐車場
北海道の人は昨日からの首都圏の”大雪”ニュースを見て笑っているのではないであろうか。僅か、数センチの積雪で今朝の首都圏はパニックとなった。
交通事故は続出、凍結した多摩川の橋ではスリップした車が欄干を越えて川に転落した(気の毒に運転手は亡くなった)。また、すってんコロリンの怪我人も千人に達した。
管理人の自宅は山の中で標高が高いせいもあり、庭には16センチの雪が積もった。今日はチェーンがないとマチまで降りれない状況だったが、最寄のJR線が凍結による車両故障でストップ、高速道路も午後まで通行止めだったので、陸の孤島化してしまった。
最近は積もる機会が減った首都圏だが、子供の頃はかまくら作りやスキーができるほど降ったものだ。
そんな首都圏にもスキー場はある。東京近郊でいえば古くからあるカキ氷ゲレンデの狭山や今は無くなった船橋のザウスが有名だがどちらも室内ゲレンデである。屋外の人工雪ゲレンデとしては、以前、日本ランドといった「Yeti」(静岡県御殿場市)、「天神山リゾート」、「カムイ御坂」(ともに山梨県)など富士山周辺に固まっている。
以前はこの富士山エリアに天然雪スキー場が何ヶ所かあった。管理人が実際に行ったのは、富士山新二合目にあり、すぐ傍が自衛隊の演習地であった御殿場市営スキー場である。今回の雪のような南岸を低気圧が通過した数日間程度しか滑れない慢性的雪不足スキー場であったが、800メートル位のリフトがあり、自宅からクルマで2時間ともっとも近いスキー場であった。御殿場市営スキー場は、10年以上前に大崩落が起き、そのまま廃業した。
滑ったことはないが、御殿場から山中湖へ向かう県境、籠坂には籠坂峠スキー場があった。山中湖にはリフトの廃墟を見たことがある。古い時刻表を見ると昭和40年過ぎまでスキー&スケート用の国鉄きっぷが売り出されているのでやはりスキー場があったものだと思われる(ホテルマウント富士がある付近か)。
また、箱根では人工雪だが、駒ケ岳の頂上や箱根園で西武が小規模なゲレンデをつくっていた。20年ほど前に駒ケ岳山頂のスキー場へ行ったことがあるが、もともとは頂上から箱根園(芦ノ湖湖畔)まで人工雪でロングダウンヒルができるスキー場を昭和30年代に構想していたらしい。いかにも堤氏的な発想だ。
これはまったく情報がないのだが、神奈川県のヤビツ峠(丹沢)というところにリフト付きの天然雪スキー場があったというのだ。どなたかご存知の方はいれば知らせてほしい。
以前は東京から近場でスキー場があった。しかし、次第に雪が降らなくなり、交通網も整理されて遠出をするようになった為、存在意義を失った。やがて、首都圏近郊にはスノーマシンを兼ね備えた立派なスキー場(ハンターマウンテン塩原や那須ジーンズなど)ができ、最後はザウスのようなものまで登場した。
この10数年のスノービジネス不況で、全国のスキー場の2割程度が消えている。鉄道の廃線探訪もいいが、廃スキー場&廃ゴンドラリフトも管理人にとって何とも惹かれる世界である。

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