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釧路にビジネスホテル急増、釧路ホテル事情とお気に入り宿

この数年、釧路にホテルが増えた。選択に困ってしまうほどであり、ホテルが少なかった以前では考えられないことだ。
20年ほど前まで釧路市内中心部にホテルが少なく、地場のホテルや旅館がまだ幅を利かせていた。当時、駅前に釧路東急イン、釧路東映ホテル(現:釧路ロイヤルイン)、今のプリンスのあたりにオリエンタルホテル、幣舞橋周辺には、最高級であった釧路パシフィックホテルやMOOとほぼ同じ頃に開業した釧路キャッスルホテルなどがあった。
90年代に入ると、ラムサール条約会議開催などのコンベンション需要や観光集客を見込んで全日空ホテル、プリンスホテルなどの大手資本が進出した。
その後、暫くなりを潜めていたが、この2,3年、今度はビジネスホテル開業ラッシュとなった。十字街には「東横イン」がまず開業、その後、駅近くに市内初の温泉付きビジネスホテル「スーパーホテル釧路」、「ホテルルートイン釧路」(大浴場あり)などが誕生した。そして昨年5月には久しぶりの本格派ホテル「ホテルラビスタ釧路川」がオープンしている。
また、改装や居抜きで新たにオープンしたホテルも目立つ。ホテル1-2-3釧路(旧ホテルノーススティ)駅前ホテルバルーデ釧路(旧駅前ホテルアダチ)、釧路駅前ホテルオーシャン(旧ホテルサンルート釧路?)、ラスティングホテルなど新顔も目立つ。
消えたホテルもあり、老舗のパシフィックホテルや東映ホテルもなくなった。少し外れにあったホテルレイトンも今はない。これほどホテル地図が様変わりした都市は珍しいであろう。
かつての老舗が消え、全日空やプリンスのブランドチェーンホテルが登場、しかし、宿泊特化型ホテルの急激な進出(最初は東映後にできたロイヤルイン)があり、釧路駅前周辺はホテル戦争である。
管理人は釧路に何十回と行っているがお気入りホテルをいくつか挙げよう。
客室は狭いが全体的に高水準な「釧路ロイヤルイン」、客室・展望・食事とも秀逸な「ホテルラビタ釧路川」、夜景がきれいな「釧路キャスルホテル」、地場ホテルで頑張っている「ホテルセンチュリー釧路」、道内ではおなじみの「ホテルパコ釧路」(近々に温泉完成)、海側客室からの景色だけなら「全日空ホテル」といったところか。「東急イン」は「シャングリラ」の食事が美味しかったが最近はどうであろうか。長期滞在ならMOO前の「みなと21」などがオススメである。
駅前に新しくできた「スーパーホテル」、「ルートイン」、「オーシャン」にはまだ泊まっていない。
釧路は企業の支店がなくなり、札幌や本州からの出張が増えたことでホテルがこの数年で急増した。中心街の閑散化が進むにつれてビジネスホテルが増えるという皮肉な結果だ。同様な傾向は北見市や苫小牧市などでもみられる。
また、全国へチェーン展開をしているホテルが占めるようになり、地場のホテルは苦戦をしている。宿泊需要が増えても地元にお金が落ちなければ地域の再生にはつながらない。繁華街がふたたび賑わう日が来るのであろうか。

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