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札幌-根室夜行都市間バスが運賃値上げ、「まりも」撤退も一因か

根室交通は、4月1日から根室―札幌間の定期路線バス(直行便)「オーロラ号」の運賃を平均約9.5%値上げする料金改定を北海道運輸局に申請したと13日付け釧路新聞が伝えている。
根室―札幌間の定期路線バスの運賃は、本来大人片道7140円だったが、JRが2001年に特急「まりも」を根室まで延長運転したのに伴い、その対抗策として6630円に値下げし、暫定運賃でこれまで運行してきた。JRが昨年から特急の根室乗り入れを中止し、さらに最近の原油高騰に伴う燃油の値上げなどコストアップで運賃値上げに踏み切った。
「オーロラ号」は北都交通との共同運行。直行便と中標津経由があり、2往復体勢である。札幌-根室間は直行の交通手段がなかったが、1993年より夜行都市間バスとして運行開始。それにあわせ根室交通も北都交通のグループに入っている(以前は名鉄グループ。その後、北都交通が経営破たんしたので現在は不明)。
2001年から夏季に「まりも」を根室まで延長運転したが、一昨年から運転されておらず、需要が減っていたのであろう。いよいよ今日14日、「銀河」と「あかつき・なは」が廃止になるが、夜行列車を取り巻く情勢は厳しい。運賃の安いバスとて楽ではない。

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