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ばんけいバスが路線事業から撤退

札幌・ばんけい地区で路線バス事業などをしている「ばんけい観光バス」は、現在運行している全2路線3系統を4月20日で廃止し、路線バス事業から撤退することになった。燃料費の高騰などが理由で、貸し切りバス事業は継続する。
廃止路線は円山線(盤渓-円山公園駅)、発寒南・真駒内線(盤渓-発寒南駅、盤渓-真駒内駅)。両路線合わせて年間700万-800万円の赤字を出しており、「他の事業の売り上げで補てんするのは難しくなった」としている。
これらの路線は地域住民や通学児童にとっては重要な交通手段。一部区間には代替路線がないため、札幌市は21日から当面は無料で貸し切りバスによる代替輸送を行う。
「ばんけい」は中央区にあり、都心からもっとも近いスキー場として有名。先月、モーグルの全日本選手権が行なわれ、里谷多英が劇的な復活優勝をした時に名前が露出した。
バスの方は屋根上に大きなロケットのようなものを2本載せた緑色のボディが印象的であった。スノービジネスも厳しい折、いちばん採算も取れそうもない路線バス事業から撤退か。

16日付け道新によると事業存続への支援が受けられるようになったとして、21日以降も当面、バス運行を継続すると発表した。ただ、同事業廃止の基本方針は変わっておらず、今後も札幌市などと連携し、後継事業者を探す。

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