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スカイマーク大量運休で国交省から指導、垣間見える企業体質

スカイマークの有森正和取締役経営企画室長は十日、国土交通省内で記者会見し、パイロット不足による一連の大量欠航で、六-八月で計一万四千六百人が他便振り替えなどの影響を受けることを明らかにした。九月以降は新規にパイロットを確保し「欠航の恐れはない」としている。(6/10産経MSN

 
昨日、スカイマークは国交省に呼び出され、航空局長から「大量の運休を発生させたこと、利用者に対する情報開示が十分でなかったことは遺憾」とする指導を受けた。
先日のブログでスカイマークの企業体質について触れた。問題なのは、この件に関する本社からのリリーズが発表されなかったこと。更に欠航が決まっていたのに関わらず新規搭乗受付を6月2日に国交省に届け出るまでの間、受け付けていたことが新たな発覚したことなどが挙げられる。すべてが後手であり、ことの重大さへの認識不足、反応の鈍さなどその対応ぶりから社内の状況が垣間見れる気がした。
欠航事件に関する正式リリースをはやっと発表されたが、中味はえらく簡潔なもので詳細については触れていない。このあたりを見ても依然、企業体質が改善されているようには思えない。メディアへの対応も遅く、昨日になって西久保社長が会見を開き、「欠航の確定が遅れたのは弁解しようがなく、深く反省」と陳謝しているが遅い。
この会社、ワンマンIT社長が経営する風通しの悪い会社と思われても仕方がない。何よりも航空会社でもっとも重要な信頼・信用を失った。これでは函館に本社があるあの航空会社と変わらない。
実は管理人、スカイマーク利用者である。先日も予約を入れていたが、今回の一件でキャンセルを入れた。乗客のひとりに過ぎないが、失った信用は簡単には戻らない。
新規参入の航空会社へのハードルが高く、いくら切り詰めても利益が出ない今の仕組は国に問題ありだが、今回の件は企業体質にかかる部分が大きい。儲からず、旨みがないビジネスだとかんじるのなら撤退したらどうであろうか。
【参考】スカイマーク 運休に関するプレスリリーズ

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