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23年に渡り世界の難民にメガネを贈った会社

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)は4日、難民救済への貢献をたたえるナンセン賞を富士メガネ(本店・札幌市)の金井昭雄会長(63)に贈ると発表した。日本人の同賞受賞は初めて。
金井会長は、メガネ店のスタッフとともに「視援隊」を組織。1983年からタイ、ネパール、カンボジア、ナイジェリアなどで難民キャンプ訪問を続け、難民の視力検査やメガネの寄贈活動を続けている。これまでに贈ったメガネは10万組以上にのぼる。(読売新聞)
富士メガネの慈善活動の話は以前から聞いていた。世界の難民の視力検査やメガネの寄贈活動に絞り込んで23年も続けてきた。企業の慈善活動(フィランソロフィ)でここまで地道に継続してきたという例はあまり聞いたことがない。まだ、メセナやフィランソロフィといった言葉がない時代からの活動だ。富士メガネには失礼だが、北海道のいち中堅企業が続けてきたというのも驚きであり、まさにミッションといえる。
時流に流されない使命感があったからここまでできたのであろう。
一般的に北海道の企業は広告にお金は掛けてもこういったことには無関心である。北海道に限らず日本どこでも最近は余裕がないので地道な社会貢献などどこかへ飛んでいってしまった。
量販店や安売り店が攻勢をかけるメガネ業界にあって23年の長きに渡り、メガネを贈り続けたという事実は賞賛に値する。
まさにホンモノであり、こういった企業はもっと評価されていいのではないであろうか。
わざわざ富士メガネで眼鏡をつくってみたくなった。

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