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観光客減少の中健闘する十勝、花畑牧場だけではなく陸別への注目を

道は、2008年度上半期(4−9月)の観光客入り込み状況をまとめた。十勝管内は延べ人数601万人で前年同期比8万人、1.3%の増。ガソリン価格高騰の影響などで道内全体の観光客が減少する中、6圏域で唯一増加した。道内全体では同8674万人(前年同期比413万人、4.5%減)。実人数は3097万人(同145万人、4.5%減)と2年連続で減少した。(1/18付 十勝毎日新聞

勝毎によると観光客が大幅に増えたのが、中札内村で26.8%増の84万人。これは昨年から異常なブームを呼んでいる花畑牧場の生キャラメル効果だ。また、面白いところでは陸別町が147.9%増の10万人などがある。陸別町はふるさと銀河線跡につくった運転体験施設「りくべつ鉄道」の効果が高かった。
陸別町は非常にユニークなまちづくりをしている。ふるさと銀河線の線路を数十キロも保存し、運転体験をさせる「りくべつ鉄道」は、既存の観光廃線鉄道とは桁違いな本格的な施設を計画しており、多少のアクセスが悪くても鉄道ファンを誘客できる魅力十分である。
陸別の様々な試みは、今に始まった訳ではない。何と東京発の陸別ツアーが通年開催されており、たとえばオーロラ観察で有名な「銀河の森天文台」などを見学して、陸別町内に宿泊する町公認のバッグツアーが中標津の旅行会社が主催のかたちで実施されている。
管理人は10年以上前に天文台に行ったが、この時はふるさと銀河線陸別駅駅舎に併設されていた「オーロラハウス」に宿泊した。今は「道の駅オーロラハウス」になっているが、健在のようである。
人口が3000人を割り、現在は2800人台の小町としては大健闘である。これは十勝観光全体にもいえることだが、個人型旅行に強い点である。十勝ファンは多く、最初から目的を持って行く。陸別町は町のファンクラブ制度もあるが、親善大使がタレントの山田邦子である。このあたりもなかなか上手い。
なお、冬季休業の「りくべつ鉄道」だが、2/6,7の「しばれフェスタ」期間、臨時運転される予定である。
【参考】陸別町公認 陸別ツアー(ハートフルツアー 東北海道トラベル提供)HP

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