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上砂川町がペットOKの公営住宅、転入者アップのために役場がアイデア募る

犬や猫と一緒に町営住宅で住めます――。旧産炭地で過疎化が進む空知支庁上砂川町がこんな試みを始める。これまで町はペットの飼育を禁じてきたが、町外からペット愛好者を受け入れるため、2月から1団地を開放する。人口減少に歯止めをかけるのが目的で、道住宅課も「ペットが飼える道営住宅はない。道内では、市町村の公営住宅でも聞いたことがない」という。(1/28付 朝日新聞北海道版)

上砂川町の人口は現在、約4200人。52年のピーク時には約3万2千人に上ったが、87年の三井砂川炭鉱の閉山以降、人口減少が続いている。倉本聡原作の「昨日悲別で」で有名だが、今回、町が職員にアイデアを募り、町外からの転入者確保と定住促進のために決めた。
管理人は昨年12月に上砂川を訪れている。1994年に廃止されたJR上砂川支線廃止の時以来であったが、当時よりも空家が目出っている印象があった。上砂川は旧産炭地のため、今でも多くの公営住宅が軒を連ねており、他所と比べると一軒家(持ち家)よりも町営住宅居住の比重が高い。住民の多くが高齢者であり、人口減少が続けばバス運行や共同浴場の運営などに支障を来す恐れがある。
公営住宅でのペットOKの狙いは、転入者アップによる定住・移住促進にあるが、どういう反応があるか注目である。上砂川町はJR砂川駅から車で20分程度、路線バスの本数は少ないが、高速のインターからは近く、札幌から1時間強で着くことができる。
なお、ペットが飼えるのは、東町北3丁目の東町団地(164戸)。現在、約80戸に空きがあり、建物は1
棟8戸の2階建てで、当初は3棟の空いている18戸を用意。3LDK(約69平方メートル)で、家賃は収入などに応じて1万3700円から。入居時、敷金2カ月分など10万円が必要。室内で飼うことが条件で、犬や猫(2~3匹程度。大型犬不可)を想定している。
問い合わせは、町土木建築係(0125・62・2011)へ。

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