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大阪万博終了39年後に見た「月の石」

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37年前の今頃(1972年)は札幌オリンピックで盛り上がっていた。当時、小学校4年生であった管理人は、トワエモアの「虹と雪のバラード」を同級生と口ずさみ、滑り台では、「笠谷決まったー」などど叫びながらジャンプごっこをしていたものだ。小学生には高価だった公式ガイドブックを買ったが、札幌の地に思いを馳せたいた。
当時は国民的なビッグイベントが続いていた。1964年の東京五輪に始まり、72年の札幌、その間、1970年には大阪万博が開催、2回の五輪と万博が高度成長日本の3大イベントといってよいであろう。
前ふりが長くなったが、大阪万博を懐古する「1970年大阪万博の軌跡」特別展が上野の国立科学博物館で開催(1/22~2/8)されている。テーマに惹かれ、7日に足を運んでみた。
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今回、会場には人間ごと洗ってしまうサンヨーの”人間洗濯機”や夢のワイヤレホンなどが展示されていたが、もっとも人だかりが出来ていたのが、あの「月の石」である。月の石は大阪万博当時、アメリカ合衆国館にアポロ宇宙船が採取したとされるものが展示されていた。万博の最目玉であり、見学するには数時間待ちは当たり前であった。
その月の石を39年経って見ることができた。当時の石と比較するとだいぶ小粒だが、月の石には変わりない。こんなものを見るために炎天下のなか半日も並んだ訳だが、当時は行列の話題の方が有名になってしまったものだ。しかし、今回の石、万博時とは違うもののようで、後から知ったが、国立科学博物館で展示されているらしい。
管理人は夏休み期間中に万博へ行ったが、アメリカ館やソ連館などの人気パビリオンには入ることができず、人出が割と少ないニュージーランド館で羊と戯れ、インド館では生まれて初めてインド料理を食べた記憶がある。
先日、万博へ行った同世代3人と話したが、共通しているのはアメリカ館は混雑のため入場できず、代わりに(?)象牙海岸共和国館に入ったという話題で盛り上がった。ホントに暑い会場であった。ちなみに新幹線が往復取れずに、片道は臨時夜行(出来たばかりの12系客車)で行った覚えがある。
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軌跡展には「EXPO2015」のポスターが貼ってあった。それに合わせて未来の携帯電話などが展示されている。老夫婦が大阪万博の展示物と勘違いをして感嘆の声を上げていたが、これはただ今公開中の映画「20世紀少年」のプロモーション用のもの。タイアップというわけだが、紛らわしい!!
それにしても日本人全員がひとつのイベントに熱中できる時代は、70年代高度成長の終わりと共に無くなってしまったと思う。今見ればダサいけど、無邪気で、素敵な時代であった。

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