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札幌-十勝川温泉 「ポテトライナー」に乗車 大盛況だが改良の余地あり

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先日、久しぶりに道内の都市間バスに乗車した。札幌と帯広(十勝川温泉)を結ぶ「ポテトライナー」だが実に14年ぶりの乗車だ。十勝方面への高速道路も部分開通し、経路も変わったが、今回は十勝川温泉に宿を取ったので、1日1便ある温泉直通バスを利用した。
出発は札幌中央バスターミナル。札幌のバスターミナルというと駅前の印象が強いが、中央バス絡みのコースはここから出る。大通の東側に位置しているが不便な場所でホテルからはタクシーであった。ここからバスに乗るのは十数年ぶりだが長閑な雰囲気は変わっていない。
乗車券は「発車オーライネット」で予約し、前日にローソンのロッピーで購入済みだ。既に座席も印字されている。札幌-帯広間は5社の共同運行(中央バス・JRバス・北都交通・拓殖バス・十勝バス)で、会社によって3列シートと4列シートの違いがあるらしい。管理人が乗ったバスは北都交通の担当で3列シートだが、窓口でトイレ休憩はあるか聞くと「ない」と云う。5時間近く座りっぱなしはきつく、事前に昼食も買い込まないといけない。
10時30分にターミナルを出たバスは途中、大谷地で客を拾うが満席になる。後で聞いた話だが、この路線の利用率は高く、昨年は過去最高であったらしい。乗客の多くは若者だが、高齢者もそこそこいる。運賃だけではなく、降車箇所が多いのも支持されている理由であろう。
独立3列シートだが、管理人は大柄のためかなり窮屈である。また、車両の年季も相当入っており、座り心地もよくない。トイレに行くと行っても、鉄道と違い極端に狭く、車内では行き場がない。また、暖房が効きすぎて暑い。途中、穂別で運転手が交代。一部開通した道東道を走り、清水、御影、芽室、帯広市内各所にこまめに停車。必ず下車客がおり、地域密着が伺える。
帯広には定刻より15分遅れの15時前に到着。ここで全員が降りてしまった。何と終点の十勝川まで乗車するのは管理人のみだ。20分弱で温泉に到着したが、十勝川でのバス停は一ヵ所のみで宿によってはかなり歩く。宿泊した十勝川第一ホテルまでは厳寒の中、10分近くかかった。
正直、疲れた。また、課題もいくつかかんじた。まず、中央バスターミナルは不便であり、乗りなれてない人でないとわからない。札幌方面行きの終点は駅前ターミナルなので非常に間違いやすい。また、バス会社によって4列シートや3列シートであったりと統一がされていない。普通は合わせるものだが。また、車両もかなり古く、管理人が乗車した北都交通車両は函館線のお古だと後から知った。トイレ休憩も必要だ。
JRの半分近い運賃(4千円)で十勝まで行けるのだから文句は言えないが、改良の余地は多そう。最近開業した新千歳空港と帯広を結ぶバスとすれ違ったがピカピカの車両であった。
若者には支持され、市民権は得ている都市間高速バスだが、ビジネス利用で、冬季はやはりリスクが大きい。また、折角、十勝川温泉まで直通運転されているのだから、そのあたりのPRも必要では。大きなホテルは札幌からの送迎も行なっているが、「ポテトライナー」の利用価値はある。
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