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ニセコ観光協会が外国人向けサービスを開始

ニセコリゾート観光協会(後志管内ニセコ町、佐藤隆一社長)は旅行会社のプライ(札幌市、新山秀勝社長)と提携する。韓国や台湾などアジアの観光客が簡単に宿泊予約できるようにするほか、地元の受け入れ態勢も整える。ニセコ地域は豪州からのスキー客でにぎわうが、アジア客も取り込み、観光活性化に結びつける。 (日経新聞)
ニセコリゾート観光協会は逢坂町長時代につくられた民営化された観光協会である。
今回、フライという会社が英中韓の3カ国語対応の観光協会HPを作成する。海外観光客からの問い合わせにも併せてコールセンターを設け、利用者と宿泊施設の間に入ってサービスを提供するものだ。
宿泊施設は6万円の年会費を支払うことで、こうしたサービスを受けることができる。
この6万円という金額、どう評価するか。ニセコ町は個人経営のペンション、ロッジなどが多く全体的には経営が苦しいと思う。無料か共同出資でもいい気がするが、設備投資が難しいなか6万円払えば新たな顧客を獲得できるかというそう簡単なものではないであろう。
新しいサイトの詳細がわからないが、宿の自前サイトでの外国語対応や更新も必要であろうし、未だHPを持っていない宿も3割程度はある。均一なポータルサイトの中から宿をチョイスするという作業はけっこう難しい。外国人が見るならなお更である。
また、宿側のブロードバンド対応の問題もある。国際化を目指すならBB対応も必須である。豪州など外国人スキー客は1週間以上滞在するので客室のLAN対応や最悪でもロビーなどフリースペースでのネット対応など求められる。
都市ホテルでは当たり前のサービスになっている客室BB対応であるが、国内ホテルの多くは無料で提供され、これは世界に誇れるサービスである。しかし、観光地となるとえらく対応が遅れている。
これらのサービスに対応できれば海外に対しても大きなウリとなるはずだ。
リゾート観光協会は観光案内だけではなく、こちらの方でも力を入れてもらいたいものだ。

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