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「こまどり姉妹がやってくる」が山形県白鷹町の音楽映画祭で上映、独創性がある地域イベントだ

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3年前の拙ブログで釧路出身のこまどり姉妹をテーマにした映画「こまどり姉妹がやってくる ヤア!ヤア!ヤア!」が公開(2006年12月予定)されることを紹介した。その後、この作品公開に関する情報がなかったが、昨日、TTY様より山形県白鷹町で開催される映画祭「しらたか的音楽映画塾」で上映されることになったという連絡をいただいた。
7/31にはこまどり姉妹本人たちの歌謡ショー、8/1にはトークショーが開かれる。映画はドキュメンタリー・ロードムービー風のようだが、制作のアルタミラは「卓球温泉」、「スウィングガールズ」、「ウオーターボーイズ」といったメジャー作品からゴールデンカップス、田端義夫、釧路で倒れた高田渡などのドキュメンタリー作品も手がけている。「歌謡曲だよ人生は」もそうだが、この会社の作品の3分の2以上は見ているので管理人好みなのかもしれない。
また、映画祭自体も音楽とのコラボであり、昨年の講師があがた森魚と三宅伸行、ゲスト歌手は宮史郎で、何とも面白い組み合わせだが「歌謡曲だよ!人生は」と結びつけたのであろう。地方なので演歌の協力も動員には欠かせないであろうが発想力が素晴らしい。今年の映画講師は「歌謡曲だよ・・・」の監督である磯村一路氏。滝田洋二郎監督と同時代にピンク映画から出てメジャーになった方だ。
滝田監督といえば話が逸れるが、「おくりびと」にも出演した監督と同級の山田辰夫さんが亡くなられた。管理人は大ファンだったので大変なショックを受けているところだ。メディアでは「名脇役」と報じているが、管理人の中では違和感がある。デビュー作の「狂い咲きサンダーロード」の狂気(主役)、「オンザロード」や「ヨコハマBJブルース」など初期の頃の作品の存在感はずば抜けていた。特にどこか抜けているチンピラ役が素晴らしく、昔の水谷豊や哀川翔を遥かに凌ぐものがあった。最近は登場回数が減り、役も変わったが、ふたたび注目を集めだしたところだったので本当に残念である。
日本映画が不振であえいでいた80年代前半には自主制作やピンク(ロマンポルノ含む)から多くの人材を輩出して、彼らが日本映画のけん引役となり、日本映画隆盛の時代を迎えたのだ。
話が戻るが、白鷹町のイベント、かなりサブカル的な地域づくりイベントであるが、過去のプログラムも見ても独創性があり、魅力があるものになっている(初期の頃のヨコハマ映画祭に似ているが)。こまどり姉妹の映画と共に楽しみである。31日は無理だが是非行ってみたいイベントである。
TTYさん、情報ありがとうございます!!

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