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お気に入り宿・湯駒別温泉(旭岳)「アートヴィレッジ杜季」がテレビに登場した

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先日の「自遊人の温泉宿大賞」に関するブログで、管理人のお気に入りの宿もいくつか紹介した。その中で湯駒別温泉(旭岳温泉)の「アートヴィレッジ杜季」を勧めたが、1日、テレビ東京系でオンエアされた「高速道路・鉄道・船で行く!夏の日本列島乗り放題お得旅」で、この宿が番組に登場した。
番組では、千円ETC高速の旅などバラエティに富んだ交通手段を利用した夏休み旅行を紹介している。その中で、高速バスとフェリーをパッケージにしたお得なきっぷ「あさひかわ・ストーリー」を利用して、元TBSアナウンサーの山本文郎・由美子夫妻が旭川からバスを乗り継ぎ、「アートヴィレッジ杜季」に宿泊する模様が放映された。詳しいことは、たまたまフェリーに同日乗り合わせたK氏のブログで詳しく書かれているので参考にしていただきたい。
管理人が、「アートヴィレッジ杜季」に宿泊したのは1996年と2001年なのでだいぶ前のことである。何も宣伝をしていなかったが、気になっていた宿で、東川の観光協会に問合せたところ、食事が美味しく、かなりのこだわり系とのこと。当日は料理講習会で無理と言われたが、電話で話しているうちに宿泊OKとなった。
既に銀世界となった11月初旬ひとりで宿を訪ねてみた。建物はいたってシンプルで年季が入っている。後で聞くと国立公園内なので建築制限があり、元の営林署建物を利用しているという。雪道を慎重に運転しているとすぐに宿が見えてきたが、窓から男性がじっと管理人の車を注視している。何だか不安であったが、この方がオーナーの内藤さんでひとりで切り盛りされていた。無駄口は一切たたかず、最初は気難しい方かと思ったが、話をするとダンディズムのようなものを持たれた魅力的な人柄だった。
ちょうど夕方、旭岳に夕陽が落ちようとしていた。オーナーは窓からじっと外を見つめている。管理人も一緒に眺めていたが、会話がいらない世界であった。男ふたりで夕陽を眺めるというのも異様だが、そこで人柄がわかった気がした。自ら撮った写真もいっぱい飾ってあるので、趣味色と自己顕示欲が強い宿かと思ったが全くそうではないのだ。
オーナーは東京で和食料理店を経営していたが、旭岳に惹かれて移り住んだという。なので食事にはこだわりがあった。客は管理人ひとりにも関わらず、一品一品、コースで出してくれる。そして簡単な料理の説明だけして、その場から消えてしまう。そこに住んでいるはずだが、夜になると物音ひとつしない。個人宿では珍しく、客と宿主の距離があり、そのバランスが絶妙とかんじた。
雪景色が気に入り、その後は3月に訪れたが手製の渓流沿いにある露天風呂はサイコウである。但し、客室は狭く、あまり期待しない方がよいであろう。
テレビでは1泊2食で1万9千円と出ていたが、寛ぎを買うと思えば安いと思う。客層は登山や紅葉・花めぐり・スキーなどの目的ではなく、ただ空気を吸いに来るような人たちが多いと言っていた。今もそうであれば素晴らしい。テレビで荒らされないことを祈る。
なお、高速バスとフェリーを利用した「あさひかわ・ストーリー」だが、商船三井フェリーと北海道中央バスでは、札幌行きの「パシフィック・ストーリー」、「ふらのストーリー」など同様の割引きっぷも発売している。
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