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厚沢部町が移住促進会社を設立、PR手法次第で移住拡大の可能性

檜山管内厚沢部町は地域情報を紹介するホームページ「厚沢部町 北海道ちょっと暮らしナビ」を立ち上げた。移住を希望する団塊世代などに「世界一素敵(すてき)な過疎の町」を掲げる同町の魅力をアピールする。(10/24付 日経新聞北海道版)

”世界一素敵な過疎の町に住んでみませんか”とは、随分と大胆に出たものだが、厚沢部町が作成したホームページは町が全額出資し、「素敵な過疎づくり株式会社」が管理・運営。町のイメージキャラクター「おらいもくん」を案内役に、宅地情報をはじめ、町の自然や歴史、医療・福祉、特産物などを動画をふんだんに使って紹介するというものだ。
以前、拙ブログで「厚沢部でキャリア人材を対象にした移住体験ツアーを実施」という題で厚沢部の独自性がある移住促進施策について紹介をしたことがある。一般的な移住ではなく、社会的スキルを兼ね備えた人材をターゲットに今年2月に行ったものだが、首都圏と関西発で実施された。その後、参加者の中から移住者が誕生したかどうかは定かではないが、企画力のある移住ツアーであると思った。
厚沢部町の人口は現在4656人。1960年の1万651人をピークに減少傾向が続き、ここ数年は年に100~200人程度減っている。一方、年に1~2世帯は道外から移住実績もあるということで、プロモーションのやり方次第では可能性がありそうである。檜山地区への移住実績は道内では極端に少なく、厚沢部や瀬棚、北桧山など農業などが盛んな内陸に近い場所に多少いる程度である。
同じ道南では八雲町の人気が高い。これは「土地無料提供」のキャッチフレーズで、積極的にPRをしており、東京で開催される移住イベントを覘くと、八雲のブースにはいつも列が出来ている。実際、八雲へは毎年50名以上が移住をしており、道内では移住登録地町村の中では2番目に多い実績を残している。なぜ、八雲がこれほどの人気になったのか?の部分もあるが、口コミや移住ネットワークの構築など実績ができたところは強いのだ。
厚沢部町はややアクセスに難はあるが、海山の幸に恵まれており、比較的住みやすいといってよいであろう。あとはいかに厚沢部の名前を知らしめるか。まずは正確に地名を読んでもらえることが先決か。
尚、オリジナルホームページはなかなか手の込んだものになっている。余談だが、「厚沢部道の駅」で販売している「遊楽部ワイン」(おとべ富岡ワイン)は管理人のお気に入りだ。
【参考】「厚沢部町ちょっと素敵な暮らしナビ」HP

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