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関西汽船と阪神高速が共同商品を開発、フェリーと高速道のコラボは初めてか

阪神高速道路会社、関西汽船、さんふらわあトラベルの共同企画により、九州から関西を訪れるドライブ旅行者にお得なプランが販売されている。別府〜大阪間のカーフェリーを利用して大阪に宿泊する旅行商品に申し込むと、オプションで阪神高速の乗り放題パスが利用できる。10月30日出発分からスタートし、来年3月末まで。(11/14付 観光経済新聞)

この企画商品、九州から関西を訪れる人が対象である。関西汽船の阪神〜別府航路の100周年記念の期間限定商品として企画されたもので、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)を満喫・大阪宿泊プラン」として発売している。この商品の参加者だけに阪神高速道路会社が阪神高速の通行料金が終日1200円で乗り放題となるというもので、ETC搭載の乗用車が対象である。
これまで高速道路とフェリーは本四架橋の完成や、千円高速の実施などで、云わば天敵関係にあったが、両者がコラボレーションをしたのは初めてではないか。今回、参加した高速道路はNEXCOではなく、阪神高速なのでエリアは狭い。本来であれば、フェリー、高速道路をそれぞれ格安で利用できるようなサービスになればフェアーであると思うが現実的には難しいであろう。
100周年となる関西-別府航路は昭和40年代前半までは新婚旅行のゴールデンコースであり、豪華クルーズのはしりといってよいルートである。実際、関西汽船とJALが利用できる周遊きっぷを発売していた時代もあり、花形ルートであった。今後は関西から九州へ訪れる人たちを対象にした企画商品の開発を期待したいところだ。
なお、関西汽船は11月1日付けでダイヤモンドフェリーと事業統合を行い、共同設立による「株式会社フェリーさんふらわあ」として営業開始している。取り巻く状況は厳しいようである。
【参考】阪神高速ETC乗り放題付き商品に関するHP(PDF)

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