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30数年お世話になった品川駅名物の「お好みそば」が閉店、北海道の美味しい立ち蕎麦はどこか

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品川駅東海道本線下りホームに昔から立ち食いそば屋がある。駅弁で有名な「常磐軒」が経営しているが、品川駅構内に数軒ある同系列の中でもここは異色の存在だ。名物メニューにお好みそば(うどん)440円というものがあり、他所では見たことがない類の駅そばなのだが52年の歴史に幕を閉じることになった。
内容はカウンターの上に具が入ったケースが置いてあり、その中から好きなものを選んで蕎麦に乗せて行くというもの。長ねぎ、天カス、油揚げ、わかめ、鰹節が開業当初のトッピングメニューであったが、最近では種類が増えて、ちくわ天、ゴボウ天、野菜の煮付けなどバイキング形式にこれでもかと出てくる。同じ常盤軒でも外れにある東海道線ホームにわざわざ足を運ばないと食べられない特別メニューである。
しかし、この店が16日水曜日で閉店することになった。東海道線ホームの改良工事のためらしく、復活の予定はないという。管理人は中学・高校が品川駅利用で、この東海道線ホームを毎日利用していた。部活の帰りなどは必ずといっていいほど、この立ち食いそばのお世話になった。週に2,3回は最低食べていたので、学生時代だけで数百回は通っている。
当初はお好みそばはなく、普通のそばだったが、1978年か1979年頃にトッピング・バイキング形式のものが登場した。確か「ブルータス」誌に有名なアートディレクターがお好みそばを絶賛していた記憶があり、嬉しかった思い出がある。
今日、久しぶりに立ち寄ってみたが、特に行列している訳でもなく、いつもと同じ光景であった。但し、店内での写真撮影は禁じられており、残念ながら外からの写真となった。最近はJR直営店舗が増えて、立ち食いそば屋も駅弁屋と共に全国的に減っている。特にホーム上のそば屋は激減している。
北海道でもホームにある立ち食いそばは札幌や函館など除いて見かけなくなってきた。以前は倶知安駅にある小さなそば屋(清水立売商店)が好きだったが、今は構内のみである。あの有名な音威子府も待合室にあるだけで寂しくなった。
道内の美味しい立ち食いそばはどこであろうか。すぐにこことは出てこないが、ユニークなところでは、遠軽駅のあいがも蕎麦。特急だと3分停車だが急げば買いに行ける。ビールや酒も置いてあるところがよい。留萌駅のにしんそばもいかにもそれらしい。駅そばではないが、特急「北斗」車内で注文を取る長万部のもり蕎麦はお気に入りだ。茹でたて蕎麦と鶉の卵が合う。かにめしに隠れた裏人気メニューである。
頑張れ、立ち食いそば!!
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写真いちばん下は長万部駅の裏メニュー「合田のざるそば」

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