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ふらの観光協会が室長を公募、戦略性の高さが伺える富良野市の観光施策

ふらの観光協会は新設する営業戦略室の室長として観光・旅行業に精通した人材を全国から公募する。2009年度の富良野市への観光客数は約190万人、宿泊者数は約65万人(うち外国人は約4万8000人)程度と見込まれているが、これを今後5年でそれぞれ220万人、70万人(7万人)に引き上げる。そのために、即戦力を投入する。(2/13付 日経新聞北海道版)

最近、観光協会や観光課ではたらく人材の一般公募が増えている。これまでどちらかと云えば、メジャーではない地域が多かったが、今回は道内を代表する観光地の富良野である。この観光協会、社団法人だが旅行業免許も取得しており、HPを見ても高感度の協会のようである。北海道観光が低迷する中、富良野・美瑛地区は唯一気をはいており、入込数を増やしている。今後は海外を中心にさらに増えそうな勢いだ。
営業戦略室は4月にオープンする「フラノ・マルシェ」内に置く。フラノ・マルシェとは食を通した交流センターであり、規模も大きいので新しい富良野観光の目玉になりそうなところだ。
マルシェの中に観光インフォメーションを設置するが、営業戦略室では営業のほか、国内外の観光客を伸ばす具体的なプランを作成・実践していくのがタスクである。なお、今回の公募では課題の「宿泊客を毎年1万人、5年後に計5万人増やすための具体的戦略プラン」を添えて、3月5日までにインターネットメールで申し込む。
今回の公募条件の特色として、旅行会社の管理職経験や旅行管理者免許の保持、初級程度の英会話能力などが条件となっている。これまでも旅行会社経験者に条件を絞った公募はあったが、今回はこれまで以上にハードルが高く、さすが富良野といったところか。次世代を睨んだ観光戦略の高さが伺える。
【参考】ふらの観光協会公式HP人材募集に関するお知らせ(PDF)

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