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標津町が9月に町内独自の祝日を設定、政府の大型連休試案を先取りか

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写真は「サーモン科学館」
政府から大型連休を地域ごとに分散する試案が出された。経済界からは反対の声も多いようで、まだまだクリアすべき問題だらけであるが、ひと足先に秋の大型連休を独自に定めてしまった自治体が北海道にある。
決めたのはサーモン観光で有名な標津町。今年の9月24日を町独自の休日と定め、23日「秋分の日」から26日の日曜日までを4連休として「シルバーサーモンウイーク」と名付け、町を挙げて観光客を迎え入れるというもの。
24日は「標津本物観光体験の日」(仮称)と名付け、標津漁港での秋サケの荷揚げ見学やイクラ作り・新巻き作り、川での釣りなど、サケに関する体験メニューを用意する。24日夜には町内で製造されるサケ節など、標津の味覚を集めた地産地消フェアを開く計画。4連休最終日の26日には恒例の「あきあじまつり」を盛大に開き、締めくくる。すでに札幌や静岡県からツアーの申し込みが来ているという。
国の定める秋の大型連休は実現できても2012年からだが、町独自の休日という発想はユニークで、話題性もあるので標津へ行ってみたくさせるような動機付けとなりうる。
標津は早い時期からサーモンタウンとして売り出しており、ツアーバスも多く訪れる「サーモン科学館」やサーモンフィッシングツアーの開催など鮭にこだわり続けた観光施策を打ち出している。また、以前は土地の都市部住民へ向けた無料提供が話題を呼び、役場のサーバーがパンクしたこともあった。企画力があり、情報発信も上手い町といえよう。
標津のように旗日などを挟み、独自の「休日」をつくってみるというのはアイデアとして面白い。あとはイベントを行なう際はその質、地域住民の意識、受入れ態勢などにかかってくると思う。

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