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JR北と楽トラがダイナミックパッケージ開始、フリーきっぷの購入も可能に

JR北海道と楽天トラベルは道内への旅行者拡大と鉄道の利用促進を図るため、楽天ANAトラベルが提供するダイナミックパッケージ「ANA楽パック」に、JR北海道の商品を組み込んだ宿泊プラン「北海道フリープラン」を共同開発し、楽天トラベルのウェブサイトで予約販売を開始した。

ダイナミックパッケージは旅行会社へ支払うマージンなどが掛からないため、航空会社・大手旅行会社、今回の楽トラに代表されるネットエージェントなどが力を入れているジャンルだ。日本は欧米に較べると後塵を拝しているが確実にシェアは伸ばしている。
しかしながら制約も多かった。たとえばJRのフリーきっぷ購入、グルメ申込み、観光ハイヤーや観光バスの予約、宿泊施設の選択などオプション部分は旅行会社のフリーパック(募集型企画旅行)と比較すると、ダイナミックPでは航空券&宿&レンタカー程度の予約しかできず、汎用性に乏しかった。
今回、JR北海道と組んだことにより、道内の特急、快速、普通列車を自由に乗降できるフリーパスと、観光客に人気の旭山動物園、おたる水族館の日帰り商品を、ANA楽パックと合わせて自由に組み合わが出来るようになり、使い勝手が広がった。
管理人はJR北海道(ツインクル)主催の航空機(北斗星)&宿1泊が付くパックをよく利用するが、メリットはJ北のフリーきっぷが購入できることであった。たとえば全道・道南・道央・道東乗り放題や区間ごとの割引きっぷ(例:札幌-釧路間Sおおぞら往復利用がSきっぷなどより安く購入できる)は、旅行商品参加者のみの特典である。
しかし、ツインクル商品を扱っている旅行会社は東京に殆ど無く、いつも東京駅地下にあるツインクル東京店に足を運んでいた。これがダイナミックパッケージでオプション商品が購入できれば大変有難く、J北にとっても商圏拡大のチャンスである。
勿論、まだ課題もあり、楽天トラベルには約1100軒の宿泊施設が登録されているが、販売当初は札幌市内の10軒に限定されている。また、ツインクルが扱う宿の方が安く、繁忙期などは予約が取り易いなど利用者から見ると改善・調整すべき箇所は多いが、進歩といってよいであろう。
【参考】この件に関する楽天トラベルのニュースリリース

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