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ニセコの明暗

日本と豪州の不動産開発会社など3社がニセコ地域でリゾートマンションを核とした複合施設を建設する。同地域で最大級となるコンドミニアムのほか、ショッピングモールや温泉なども併設し、2008年夏の完成を目指す。総投資額は60億円程度になる見込み。豪州人観光客の増加でリゾート施設への需要が拡大すると判断した。(日経新聞)
豪州を中心にしたニセコ投資が続いている。一方では西武グループの撤退により、ニセコ東山スキー場やプリンスホテル、ゴルフ場などが売りに出されている。
さらにアンヌプリスキー場にあるホテル日航アンヌプリも売却されることになったらしい。ゲレンデに隣接し、スキーツアーが華やかであった頃は高級リゾートホテルとして名をはせたが、最近は見る影もなかった。確かこのホテルは温泉がないはずである。周辺のホテルには多くの温泉があり、昆布温泉に隣接するにもかかわらず日航ホテルにはなかったのも痛い。
年に1,2回このホテルの前を通るが、かなり老朽化しており、東山のプリンスとともに80年代風のリゾートである。
現在、ニセコの開発はヒラフスキー場がある倶知安町が大半を占める。お隣のニセコ町はホテルと撤退が相次ぎあまりいい話が出ない(豪州人は多少来ているようであるが)。ニセコには3つの大きなスキー場があるが、真ん中にある東山が売りに出され、間が抜けた状態になっている。
売り先は決まるであろうが営業準備期間を考えると残された時間は少ない。
ひらふ・倶知安地区がクローズアップされているニセコであるが、全体としてみると今のところ明暗がはっきりしている。
民営化した観光協会であるニセコリゾート観光協会などは、この件に対してどういうスタンスでいるのであろうか。
 

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