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エア・ドゥ来春に帯広へ就航、原点である「道民の翼」という使命を忘れずに

羽田空港の拡張に伴い、新規発着枠4往復が配分された北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌市)が、とかち帯広空港に来春にも新規就航する方向で、大詰めの調整をしていることが分かった。同社の吉田和彦専務は11日、十勝毎日新聞の取材に対し「帯広は魅力ある路線」と語った。(5/11付 十勝毎日新聞 Hokkaido NewsLink)

エア・ドゥの帯広-羽田線開設がほぼ決まったようだ。
会社創設時から帯広線の話はあったが業績悪化により、ANA傘下に(業務提携)、札幌線以外ではANAの不採算路線や利用率が低い時間帯の便を受け持ってきた。
今回就航する帯広は初めてANAが就航していない空白地だ。これまでJALが独占してきた帯広だが、名古屋便からの撤退を表明。エア・ドゥの参入により、これまで割引運賃が少なかった羽田線に競争が生まれるであろう。運賃が高い帯広空港を使わずに、高速バスで新千歳まで向かう利用者も多かったがこれで変わるであろうか。
道内では羽田-旭川線、函館線が3社乗り入れ、釧路線が2社、その需要から考えて帯広線のJAL独占には違和感があった。羽田枠の拡大により、札幌線の増便か帯広線開設かに迷ったようだが今回の決断は評価する。
もともと帯広は道内コミュータ便会社を目指したエアシェンペクスがあったが資金不足により、会社維持を断念。その後、あの江村林香のエアトランセに譲渡したが、本拠地を函館へ移動、帯広便は開設されたがすぐに廃止になり、その後も無責任極まりない迷走ぶりは何度も紹介してきた。そういう意味でもエア・ドゥの就航は明るい話題である。
就航へはまだクリアすべき問題も多そうだが、エア・ドゥには是非、本来の使命である「道民の翼」の志に還って頑張ってもらいたい。

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