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函館・ひかりの屋台 『大門横丁』

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上から大門屋台村入口・筍の炭火焼・「ことぶき亭」外観
久しぶりに函館駅近くにある屋台村「大門横丁」に立ち寄ってみた。実は訪れるのは2度目で、いつもは素通りをしていたが覗いてみることにした。
屋台村がある大門地区は函館イチの繁華街であったが、次第に廃れて、かなり怪しげな小路がひしめく寂れた飲み屋街になっていた。かつての中心街を何とかしようと、地域の三セクまちづくり会社・はこだてティーエムオーが中心となり、屋台村を始めた。開始した当時は帯広の「北の屋台」や八戸の「みろく横丁」などの成功事例があり、ならばということで5年ほど前にオープンをした。
ちょうど屋台村が構想中の時、大門・駅前地区の活性シンポジウムのゲストに呼ばれたことがある。屋台村そのものの発想に新鮮味がなかったことや、小樽の「屋台村レンガ横丁」にその前に招待をされ行ったが、苦戦をしているようだったのでどうなるかなと思っていた。
横丁に入ると、人は少なめ。呼び込みをやっている。また、客が多い店と全く居ない店とが極端である。これはどこの屋台村でも見られる傾向だが。入ったのは、函館海鮮炭焼を看板に掲げる「ことぶき亭」。客はいなかったが、60代と思しきオーナーとおばちゃんがきり盛っている。炭焼きで魚介類や野菜、肉を焼いてくれるが、鉄板焼きの炭焼き版とでも云った方がよいであろうか。
オーナーの畠山さんは朴訥とした誠実そうな方。初めは飲食店は素人かと思ったが、尋ねると、東京・ホテルニューオータニの鉄板焼レストラン「フォックステイル」に居り、その後六本木店、最後はサンフランシスコの料理店ではたらいてたという華麗なキャリアの持ち主。60を過ぎて、故郷の函館に戻ってきたという。「フォックステイル」といえば、ステーキや伊勢エビなど高級食材を何事もないように焼いてしまう高価な店で、接待とゴチで2度ほど行ったことがある(自腹は切っていない)。
管理人はくじら肉、ラム、筍、アスパラなどを焼いてもらった。お客さんが少ないので心配していたが、途中から地元のギャル三人組や常連のおじさん、美熟女などが入り、盛り上がる。
土曜にしては屋台村内を歩く人は少ないような気がしたが、それでもこの日は盛況だと云う。普段は相当暇そうと見た。観光客が多いのではという先入観があったが、実際は地元客が圧倒的とのこと。観光客は最近店が増えたベイエリアで食事を済ませてしまうらしい。最初は地元と観光客が交流できるスペースを目指して始めたはずだが目論みとは違ってしまったかもしれない。それでも、地元客が戻ってきているのなら、当初の目的の半分ぐらいは叶ったのではないか。
全体的に見て、店舗の個性が薄いようにかんじた。また、同じような業態の店が多い。帯広の「北の屋台」の方が、個性的な店舗構成で、食材フェアのような形で、地域特産品を各店で使うイベントを定期的に開催している。地産地消にも貢献し、十勝ブランドのPRにもなっている。
屋台村内には「箱館バル」という店があった。『函館バル街』の影響か、この屋台村や大門地区では定期的に「大門バル」というイベントを開いているらしい。各店ピンチョスを出すところまでも同じだが、先輩が成功したからといって、もうひと捻りしてもいいのではないか。開催の経緯は知らないが節操がない気がする。やるなら帯広のような食材イベントの方が観光客の呼び込みにも繋がると思うが。
そういえば、函館駅2階にある飲食店街にも「はこだてバル・ブォン・ビィアッジョ」という立飲み屋が出来ていた。喫煙OKで、店内は煙たそうななのでパスしたが、この店、以前は禁煙&女性客限定のパスタ店ではなかったか?変われば変わるものである。
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地元の美女たちが盛り上がる
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女性専用パスタ店が喫煙OKの乾き物バルへ転身

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