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エア・ドゥ、道内発着なら路線を問わず往復割引、道内客の囲い込み狙いか

北海道国際航空(エア・ドゥ、札幌市、斉藤貞夫社長)は10月から、道内発着なら道内のどの空港を利用しても運賃を割り引く「北海道往復運賃」を始める。往路と復路が異なっても利用できるのが特徴。当日まで予約でき、入会手続きがいらないなど利用しやすさを武器に道内客の利用増を促す。(8/11付 日経新聞北海道版)

条件は30日以内に往復する場合が対象となる。同一路線なら、通常の往復割引よりも割引率は大きい。例えば、10月中の土曜日、新千歳から羽田へ向かい、日曜日に羽田から旭川空港に戻ってくると、正規運賃だと5万7100円かかるところ、今回の往復割引利用なら3割安い4万円で済む。
今回の割引、北海道からの往復のみで、本州からの往復には適用されない。
エア・ドゥの利用者の約70%は道内客という。これまで「道民割引」があったが、事前の会員申込みが必要であった。また、運賃面でもスカイマークほどの割安感はなく、安売り合戦になると勝ち目がない。道民客もスカイに流れ始めており、今回の往復割引の狙いは道民客の囲い込みであろうが、道内の異なる空港(千歳・函館・旭川・女満別)を利用する客はどれくらいいるのであろうか。
エア・ドゥは帯広・東京便の就航が内定しているが、さらにANAが受け持つ釧路発など道内地方空港から羽田への便の鞍替えもあるかもしれない。そうなれば名目、「道民の翼」となる。この割引運賃、本州発もあるとありがたいが。

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