*

札幌ベロタクシー乗車、台数を増やして中心部移動手段の一角に食い込んでほしい

%E2%80%9910.09Hokkaido2%20164.jpg
%E2%80%9910.09Hokkaido2%20167.jpg
%E2%80%9910.09Hokkaido2%20168.jpg
走行中のベロタクシーとドライバーの斉藤君、目的地は道立近代美術館
先日札幌でベロタクシーに乗った。ベロタクシーとはご存知の方も多いと思うが二人乗りの自転車タクシーのことで、発祥はドイツ、日本では2002年京都からスタートし、現在では全国各地で営業、道内では札幌のほか函館にある。
札幌のスタートは2008年、NPO法人エコ・モビリティサッポロが運営している。以前から大通周辺で見かけており、一度乗ってみたいと思っていたが、ちょうど時計台前に”待ちタクシー”が3台停まっていたので西17丁目の道立近代美術館まで乗車した。時計台から美術館までは北1条通りを真直ぐだが適当な公共交通がなく、歩くには少し遠い。
歩行者の視線は気になるが乗り心地は意外と快適である。美術館まではちょうど2キロ、料金は1100円であった。料金体系は初乗り300円(500mまで)で、以後100mごとに50円ずつ加算される仕組みだ。
ドライバーは大学生で北星学園大学で養護学校の教員を目指している斉藤君。北星学園はベロタクシーのスポンサーにもなっているが、車体ラッピング広告が大きな収入源になっているらしい。
ベロタクシーの趣旨はCO2排出削減など環境にやさしい都市交通づくりだが、その魅力はゆっくり時間が過ぎてゆくことだ。普段ならクルマか地下鉄での移動であるが、気が付かないようなものも見えてくる。料金も安いので観光にも適しているが、市民の気軽な移動手段としても活用できるのではないか。市内中心部の移動には便利である。クルマ社会の札幌市だが、移動の選択肢に入ってもいいと思う。
ドライバーの斉藤君によると、これまでいちばん遠くまで走ったのが円山公園とのことだが坂があるのできついらしい。また、老人の観光客がお金はいくらでも出すから冥土の土産に小樽まで走ってくれと言われた時は丁重に断ったという話には笑ってしまった。
なお、ドライバイーには講習で客引きや延長の催促はしないように教育されるらしい。どこかの人力車とは大違いだ。 
map.jpg
札幌ベロタクシー運行範囲

 - すべての記事一覧, 地域(札幌)