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成田空港と上野・浅草間を結ぶ格安リムジンが登場 運賃は約3分の1だがツアーバス扱い

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旅行代理店のキャブステーション(東京)は、成田空港と東京の上野・浅草間を片道千円で運行するリムジンバス「スーパーシャトル」の営業を12月1日から始める。成田と都内を結ぶ既存路線の大人運賃は3千円前後で、約3分の1の価格設定となる。 (11/29付 道新)

格安航空会社が来年にも就航するのを見越し、節約志向の外国人観光客らを取り込むのが狙い。茨城空港でも航空利用者を対象に、片道500円で東京駅と結ぶバスが運行しており、空港と首都圏間の路線の価格競争は激しさを増しそうだ。

キャブステーションによると、乗車券売り場は設置せず、インターネットか電話による事前予約。支払いはクレジットカードに限定し、子ども料金の設定はない。荷物の積み降ろしも乗客自身が行うよう求め、コストを削減した。

45~60人乗りの大型バスが1日4往復し、所要時間は1時間半から1時間55分の見通し。

成田と上野は、京成電鉄の新型スカイライナーが最短41分(大人2400円)で直通運転しており、現在リムジンバスの運行はない。同社は「上野・浅草周辺には外国人向けの格安ホテルが集中しており、1年目は10万人の利用が見込める」としている。

 

キャブステーションとはどこかで聞いたことがある名前だと思ったが、あのエアトランセの江村林花女史が以前、成田と都心の間でリムジンを走らせていた時の社名だ。しかしながら今回のリムジンバスは別会社のようだ。

この片道千円の「スーパーシャトル」だが扱いは路線バスではなく、ツアーバスとなる。Webサイトと電話のいずれかによる完全予約制で支払いはクレジットカードのみ、原則セルフサービスの荷物の出し入れ、乗場の案内係の廃止などによってコストを削減したという。

都心側の発着点は上野・浅草だがこのルートは京成のスカイライナーはあるが、リムジンバスは走っていない。東上野・駒形橋など意外な場所に停留所があるが、この近辺は外国人を対象にした安宿が多いエリア。山谷地区も近く、周辺の簡易旅館を外国人向けに改装をしたところも多い。そのあたりの旅行者をターゲットに開設したリムジンバスのようだがかなりのニッチである。新たな市場開拓ができるであろうか。

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