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やはり陸別町が寒さ日本一だった 高い企画力と実行力が知名度を上げている

rikubetu  shibarekun

陸別町内の観光情報発信サイト「りくべつインフォメーションサービス」が気象庁のアメダスデータなどを基に独自集計している「寒さ日本一ランキング」で、陸別町が3年連続の1位に輝いた。関係者は「今年は道北で寒さの厳しい日が多かったが、何とか日本一を維持できた」と安堵(あんど)している。(3/2付 十勝毎日新聞

同ランキングは、陸別がうたう「日本一寒いまち」をより具体的で分かりやすい指標でアピールする狙い。町職員ら住民有志が同サイトを立ち上げ、2007年から独自集計している。
1、2月の毎日、全国のアメダスデータの日最低気温の上位10傑を、1位10点から10位1点までポイントに換算して集計。陸別は今年、日本一12回、全国10傑入り33回の合計258ポイントとなり、2位のオホーツク管内遠軽町生田原に79ポイント差をつけた(昨年の寒さ日本一に関する紹介記事はこちら)。

最近では寒さそのものを町おこしに使っている自治体も増えている。その中で、陸別町は元祖とも云える場所で、30年以上に亘り「しばれフェスティバル」を開催している。当初は小規模なイベントであったが、雪像などに依存しない元祖・体験型ともいえるユニークな企画が注目を浴び、今では全国的にも知られれようになった。

昨年から寒さをPRするためにキャラクターも登場した。カナダからオーロラに乗ってやってきた「つららちゃん」と、自然との共生を目的に誕生した陸別生まれ(?)の「しばれ君」。2010年の「ふるさと銀河線鉄道まつり」で意気投合し、陸別で住むことになったという-なかなかのストーリー性であり、キャラ自体のつくりもよい。

陸別は「しばれ」も有名だが、ふるさと銀河線を保存した「ふるさと銀河線りくべつ鉄道も有名だ。約3キロの線路が保存されており、運転体験もできるので全国からのツアーも行われている(女子限定ツアーの記事はこちら)。

陸別と隣駅があった川上駅間約10キロは良好な状態で線路が保存されているというので、将来的には距離の延長も考えられる。通常は鉄道ファンなど有志が地元から引継ぐかたちで管理保存をしている例が多いが、陸別の場合は地域一丸となって鉄道を町のシンボルとしている。

さて、寒さの方は日本一を死守した。全国の天気予報でも、その日の最低気温で陸別の名が登場するので知名度もある。パックツアーなどに組み込まれたら面白いであろう。なお、ランキングの結果はこちらのサイト上で公開している。

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